「パワハラ」をわかりやすく理解できる!/『それ、パワハラですよ?』梅澤康二(著)/若林杏樹(マンガ)

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てつやま
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こんにちは、てつやまです。

今日紹介する1冊はこちら

『それ、パワハラですよ?』梅澤康二(著)/若林杏樹(マンガ)

てつやま
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☆こんな人にオススメ!!

・「パワハラ」について学びたい人

・今の職場で、モヤモヤを感じている人

・「これってパワハラじゃないの?」とよく思う人

てつやま
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本書は、パワーハラスメント(「パワハラ」)の本質をわかりやすく解説し、現代の職場で必要な「思いやり」と「適切な指導」のあり方を教えてくれる一冊。

加害者の無自覚さや、時代による価値観の変化、そして被害者が自分を守るための具体的な行動についても学べます。

なんでこの本を読んだの?

てつやま
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「パワハラって結局どういうもの?」という疑問を覚え、簡単に学びたいと思い、読んでみました。

本の内容で大事な3つのポイント

パワハラは「正しいつもり」で起きることが多い

判断基準は、“業務との関係性・必要性・常識性”

被害を受けたら、「証拠を残す」

一つずつ解説していきます!

①パワハラは「正しいつもり」で起きることが多い

「自分は正しい」…その思い込みが、パワハラのはじまり?

『それ、パワハラですよ?』を読んで、まず最初に学んだこと、それは、パワハラの加害者は、「自分は正しいことをしている」と思い込んでいるケースが多いという点です。

被害者側から見ると、悪意の塊のように感じる言動でも、加害者側にはまったく悪気がないこともありえます。

これはとても厄介で、受け手にとっては深く傷つくうえに、こちらの言い分が通じないという苦い体験になります。

本書では、そうした“無自覚な加害”がどのように生まれるのかを、具体的な事例を交えて丁寧に解説しています。

たとえば、「自分の頭で考えろ」と突き放すような指導や、
「未熟だ」「社会人として失格だ」といった人格を否定するような言葉。

これらは、指導する側にとっては「育てるための言葉」のつもりでも、受け手にとっては、とても心を削られる暴力になる危険性があるのです。

職場は「修行の場」ではない

私自身も、「考えが足りない」「もっと自分で考えろ」と言われ続けた経験がありました。

だからこそ、「職場は〈修行の場〉ではない」という本書の一文に、心を救われた気持ちがしました。

職場はあくまで仕事をする場所であり、精神的な鍛錬を強いる場ではない。

だからこそ、どのような立場の人であっても、相手の立場や状況を想像し、自分の言葉や態度がどんな影響を与えるのかを意識する「思いやり」が、今の時代には欠かせないのだと痛感しました。

②判断基準は、“業務との関係性・必要性・常識性”

昭和の叱責、令和じゃアウト?

パワハラかどうかを判断する際の基準として、本書では

・「業務との関連性」
・「業務上の必要性」
・「態様の相当性(常識的に許容されるか)」

という3つの視点が紹介されています。

この3つの視点は、とても具体的であり、そして実践的でもあると思います。

これらの視点が、職場での言動を見直すうえでの、大きなヒントになります。

たとえば、「人前で叱責する」という行為。

かつては「見せしめ」や「緊張感を保つため」として行われていたことも、今では明確なパワハラとされる可能性があります。

時代が変われば常識も変わる。昭和の価値観がそのまま令和に通用するとは限らないのです。

“常識”は人それぞれ!だから指導には「説明」が命!

また、「やり直しを命じる」場合でも、理由や改善点を伝えずにただ「全部やり直せ」と言うのは、業務上の必要性や態様の相当性に欠ける行為とされる可能性があります。

指導する側の「当たり前」や「常識」が、受け手にとっては理不尽でしかないこともあります。

だからこそ、何が必要で、なぜその指導が行われるのかを、「明確に伝える」ことが求められます。

本書を通じて、私たちは

「これは業務に必要なことなのか?」
「この言い方は常識的か?」

と、自分の言動を一度立ち止まって見直す視点を持つことの大切さを学ぶことができます。

③被害を受けたら、「証拠を残す」

パワハラは“常習性”がカギ!メールもメモもあなたの味方。

本書の中で、最も実用的だと感じたのが、「パワハラを受けたときの対処法」についての具体的なアドバイスです。

中でも、「証拠を残すことの重要性」は、今すぐにでも実践すべきポイントだと感じました。

たとえば、「周りが残っているのによく帰れるな」といった嫌味。

これ一言だけではパワハラとまでは言えないかもしれませんが、これが繰り返されると「常習性」が認定され、パワハラと判断される可能性が出てきます。

そのため、メールでの発言は保存し、口頭での発言は録音やメモで記録しておくことが、自分を守る手段になります。

私自身、過去に職歴の長い後輩から、心ない言葉を受け、傷ついた経験があります。

職歴上では自分の方が上でも、相手が社歴やスキルで優位に立っている場合、そこにパワハラが成立する余地があるという本書の指摘には、思わず「そうそう!」と納得させられました。

現代必須スキル「アンガーマネジメント」

また、

「やめてもらっても構わない」
「生意気だ」

といった発言も、雇用不安を煽る行為として、パワハラに該当する可能性があります。

感情的な言葉が、一瞬で人を追い詰めることもある。

だからこそ、自分の怒りと上手に付き合う「アンガーマネジメント」のスキルも、現代の職場には必要なのだと感じました。

まとめ

繰り返しとなりますが、本書のポイント

パワハラは「正しいつもり」で起きることが多い

判断基準は、“業務との関係性・必要性・常識性”

被害を受けたら、「証拠を残す」

『それ、パワハラですよ?』は、単なるハラスメントの定義を学ぶだけでなく、「思いやり」と「自衛」の両方の視点から、現代の職場でどう生きるかを教えてくれる、必読の一冊です。

加害者が無自覚であることの怖さ、時代とともに変わる常識、そして被害を受けたときにどう行動すべきか。どれもが、私たちが働くうえで避けて通れないテーマです。

職場は修行の場ではなく、誰もが安心して働ける場所であるべきです。そのためには、指導する側もされる側も、互いに尊重し合い、冷静に言葉を選び、必要なときには自分を守る行動をとる勇気が求められます。

この本を読んで、私は「思いやり」と「対等な関係性」の大切さを改めて実感しました。

この本が気になった方は、是非下記リンクからご確認ください!

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