「友だちはずっと続けなきゃ」っていうプレッシャーからの解放/『友達がしんどいがなくなる本』石田光規

てつやま
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こんにちは、てつやまです。

今日紹介する1冊はこちら

『友達がしんどいがなくなる本』石田光規

てつやま
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本書は、「友だち」についての、著者・石田光規さんの考え方を紹介した本。

友だち付き合いの中で、「もやっ」とするしんどさを、具体的に示し、
それに対する対策案を提示。
現代と昔の「友だち付き合い」も比較。

友だちづくりが自由になった弊害に対する、
著者なりの心構えも紹介した本。

なんでこの本を読んだの?

てつやま
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私自身、「人間関係がしんどい」と思って、
仕事やプライベートを一新したことがありました。

また、「友だち」という概念に昔から疑問を持ってもいました。

果たして、友だちというのはどういった人を指すのか。

「友だち」ということに対する、他者の考え方が知りたいと思い、読んでみました。

本の内容で大事な3つのポイント

①「友だち」と「知り合い」の違い

②人間の多面性を認める

③現代社会の友だち関係

一つずつ解説していきます!

①「友だち」と「知り合い」の違い

「友だち」と定義する危険性

私たちは、「友だち」に対して特別なものを期待しがちですが、
著者は「友だち」という言葉を使わないことを提案しています。

なぜなら、どんな人でも基本的には「知り合い」であり、
友だちと定義づけすることで不平等や順位づけが生じる危険があるからです。

②人間の多面性を認める

「いつも親切」じゃなくても…友達

どんなときでもやさしい人はいませんし、どんなときでも嫌な奴というのもいません。

友だちでも四六時中良い顔を見せるのは無理な話です。

人間は多角的な存在であり、「やさしい」という一面を持つことは
「やさしくない」という一面を否定するものではありません

友だちという概念も多角的であり、特別なものをもたらしてくれる「こともあれば」、
たわいのないいたずらをもたらす「こともある」存在であるべきだと思いました。

③現代社会の友だち関係

新しい「友達のかたち」

現代社会では、人に誰かとの付き合いを強制することが難しくなっています。

昔のような強制力がなくなったため、人間関係を築くことや継続することが難しくなりましたが、
新たな友だちとの出会いのチャンスも増えています。

友だち付き合いを続けるには努力が必要ですが、選択肢が多いことも現代の良いところです。

「ずっと友だち」でなくても良いという自由度が増えた今、
友だちとの関係を見直すことが大切です。

まとめ

繰り返しとなりますが、本書のポイント

①「友だち」と「知り合い」の違い

②人間の多面性を認める

③現代社会の友だち関係

この本を読んで、「友だち」や人間関係の在り方について考える機会を得ました。

友だちと知り合いの違いや、人間の多面性を認めること、
現代の人間関係の難しさや新たな出会いの機会など、多くの刺激を受けました。

友だちとの関係を見つめ直し、対等で多面的な関係を築くためのヒントが得られたように感じます。

この本は、友だちとのコミュニケーションやつながりを、再認識するきっかけとなると感じました。

この本は

友だち付き合いがうまくいかないと悩んでいる人

新しい人間関係を築くのが苦手な人

自己表現が苦手な人

におすすめな一冊です!

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