
こんにちは、てつやまです。
今日紹介する1冊はこちら
『うつでも起業で生きていく』林直人

本書は、著者、林直人さんの実体験をベースにして書かれた本。
うつ病にとって疲れは大敵。
「他人の忠告よりも、自分を大切にする」大事さを説く。
体調に合わせた働き方、適度な休養とリフレッシュを取り入れることを推奨した
「うつでも生きていく」ライフスタイルを紹介した一冊。

なんでこの本を読んだの?

私自身、うつで仕事を辞めたことがあり、今も抗うつ薬を服用中。
そのため、うつでも生きていくことが可能な方法、考え方には
とても興味があるため読んでみました。
本の内容で大事な3つのポイント
①他人の忠告ではなく、自分を大切にする
②無理をせず、体調に合わせた働き方をする
③適度な休養とリフレッシュを取り入れる
一つずつ解説していきます!
①他人の忠告ではなく、自分を大切にする
まず自分を大切にする
『うつでも起業で生きていく』では、うつ病に悩む人々が、
他人の忠告に惑わされる必要はなく、まずは自分自身を大切にすることが
最優先であることが強調されています。
うつ病の人々が他人の意見に振り回されることなく、
自分を尊重し、成功を目指すよりも、
まずは生き延びることを目標にすることが大切です。
これにより、自己肯定感を高めることができ、ネガティブな思考から抜け出す手助けとなります。
「疲れない」自己管理
疲れというのはうつ病の大敵です。
疲れると暗いことばかり考えてしまい、その考えが頭の中を巡り、
さらに疲れるという悪循環に陥ります。
いろいろ言う人の言葉を真に受けず、自分を大切にすること。
そうすれば、自己管理がしやすくなります。
自分を卑下せず、「疲れない体調管理」を自分自身に言い聞かせることも大切です。
②無理をせず、体調に合わせた働き方をする
体調に合わせた働き方が大事
うつ病の人にとって、無理をせず自分の体調に合わせた働き方をすることが非常に重要です。
体調が悪いときには休養を取る。
やる気に頼らず体調を基準にして、仕事に取り組むことが求められます。
このアプローチは、うつ病の人々が、過度なストレスを避け、
より健全な状態で仕事に取り組むための方法として推奨されています。
成功よりも「生き延びる」ため
また、『うつでも起業で生きていく』では、うつ病の人に必要なのは
「大成功する起業術」ではなく、「生きていける起業術」であると述べられています。
うつ病の人々は、コンスタントに力を出すことが苦手であり、
最低限生きていくために、どうやって少ない力を集中して使うかが大切です。
これは現代社会において、非常に重要な考え方です。
有能な相手とは競わない
たとえば、競争相手が強すぎると、うつの人々にとっては過度なストレスとなり、
体調を崩す原因となります。
このため、有能な競争相手とエンカウントしないことが求められます。
これにより、うつ病の人々が自分のペースで無理なく働くことができる環境を整えることができます。
③適度な休養とリフレッシュを取り入れる
適度な休養でリフレッシュ
適度な休養とリフレッシュを取り入れることも、うつ病の人にとって重要です。
例えば、月一の1週間旅行などを計画することで、
ネガティブな思考から抜け出し、悪循環を防ぐことができます。
『うつでも起業で生きていく』では、適度なリフレッシュがどれほど効果的であるかを
強調しており、具体的な実践方法も紹介されています。
思考のリセットで、日常のストレスを軽減!
「考えること」と「悩むこと」が別であるように、
煮詰まっていても、必ずしもいいアイデアが浮かぶわけではありません。
このため、定期的な休養とリフレッシュを取り入れることで、思考のリセットが図れます。
さらに、旅行を計画し、新しい環境に身を置くことで、
思考のリフレッシュができ、日常生活でのストレスを軽減することができます。
まとめ
繰り返しとなりますが、本書のポイント
①他人の忠告ではなく、自分を大切にする
②無理をせず、体調に合わせた働き方をする
③適度な休養とリフレッシュを取り入れる
『うつでも起業で生きていく』は、うつ病に悩む人々にとって非常に役立つ内容が詰まった本です。
他人の忠告に惑わされることなく、自分を大切にし、体調に合わせた働き方をすること、
適度な休養とリフレッシュを取り入れることが重要であると強調されています。
また、競争相手が少ないフィールドで戦い、自分への心遣いを惜しまないこと、
やる気に頼らず体調を基準に行動することが推奨されています。
このメッセージは、うつ病の人々が健全な状態で生活し、
仕事に取り組むための貴重な指針となることでしょう。
この本は
・うつを経験した人
・うつでも生きる術を探す人
・うつで落ち込んだ時、元気をもらいたい人
におすすめな一冊です!
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