こんにちは、てつやまです。
このたび、瀧羽麻子(たきわあさこ)さんの小説『東家の四兄弟』を読みました。
《作品情報》
・書名 東家の四兄弟
・著者 瀧羽麻子(たきわあさこ)
・出版社 祥伝社
・頁数 289
1.この本のここが凄い!
家族の形は一つではない
考え方が異なる四兄弟の人生は、読者の胸を温かくする!
なぜこの本を読んだのか?
雑誌『ダ・ヴィンチ』の新刊紹介で知りました。
タイトルから、四人の兄弟たちの話である、と推測。
しかしそれ以上は読んでみなければ、と本を立ち読み。
すらすら読めて、つづきが気になり、読みきることにしました。
2.かんたんあらすじ
占い家業の四兄弟
同じ家に生まれても、考え方は別々
それぞれの人生、いずれも読者に必ず通じるはず!
心に響いたフレーズ
この世界には二種類の人間が存在している。
占いを信じる者と、信じない者である。
→四兄弟の、それぞれの占いのスタンスを言い表しています。
同じ占い一家でも、感じ方は様々。
それでも家族、兄弟の絆があることが、読んでいて心が温かくなりました。
3.まとめ
・読んだことで得られたポイント
「家族だから理解しあえる」というのは落とし穴。
お互いの理解のためには、他人とのコミュニケーションと同様、
または、家族だからこそ、それ以上に、
ひとつひとつの経験を、積み重ねていくしかない、と感じました。
「家族仲で悩んでいる人」
「兄弟に憧れを持つ人」
「繊細さを自認している人」
におすすめの作品です!