
こんにちは、てつやまです。
今日紹介する1冊はこちら
『仕事も人生も、これでうまく回る!不器用 解決辞典』中島美鈴

本書は、「いつも空回りばかり…」と悩むあなたに、
少しの工夫で日々がラクになるヒントを届けてくれる一冊。
著者自身がADHD特性を持つ臨床心理士だからこそ、悩みに寄り添う視点が満載。
49人の架空の人物それぞれの“つまずき”をもとに、
困りごとを分解・細分類し、お手軽タスクに変える方法を紹介。
似ていてもどこか違うそれぞれの課題。
ケース毎に向き合える本です。

なんでこの本を読んだの?

私自身、発達障害の診断を受けて日常生活に支障が出る場合が多いです。
そのため、この「不器用解決辞典」という、困りごとの解決案を示してくれそうなタイトルに引かれて読んでみたくなりました。
また、架空とはいえ49人もの人物の困りごとから、それぞれの対応案を提示するというのは、とても珍しく新しいとも感じました。
本の内容で大事な3つのポイント
①「架空の49人」の事例で「自分ごと」として学ぶ
②ADHDにも役立つ、小さな工夫でラクになる考え方
③完璧を求めすぎず、自分のペースで前に進む工夫
一つずつ解説していきます!
①「架空の49人」の事例で「自分ごと」として学ぶ
49人のキャラが「あなただけの味方」に!
本書『仕事も人生も、これでうまく回る!不器用 解決辞典』では、
臨床心理士・公認心理士である中島美鈴さんが創り出した49人の架空の人物を通して、
「うまくいかない日常の瞬間」に具体的な解決の糸口を与えてくれます。
この構成が素晴らしいのは、読者が自分の悩みと似た事例に出会うことで、
「これ、自分にも当てはまる!」
と親しみを持ちやすい点です。
辞典形式で構成されているため、「今困っていることを扱っているページ」を開けばいいという仕組みになっており、読み始めるハードルがとても低いと感じました。
“自分のつまずき”を発見して、セルフケアができる!
登場する人物は架空ですが、その悩みの背景や行動パターンにはとてもリアリティがあります!
心理士として多くのクライアントに向き合ってきた著者だからこそ描けた、一人ひとりの感情が宿っていると感じました。
読者は、「自分がどこでつまずいているか」を客観視しながら、具体的な解決策を手に取ることができます。
言い換えれば、本書は心理的なセルフケアガイドであり、49通りの「自分に近い誰か」との対話でもあります。
②ADHDにも役立つ、小さな工夫でラクになる考え方
みんなのためのリアルライフハック集!
『不器用 解決辞典』の大きな魅力は、ADHDを含む発達特性を持つ人にも配慮された内容が充実している点です。
しかし、それは決して特定の人だけに向けられたアプローチではありません。
誰にでも共通する
「やる気が出ない」「起きられない」「不安に押しつぶされそう」…
といった感覚に対して、日常のちょっとした工夫が紹介されています。
たとえば「朝起きられない」という悩みに対しては、
「カーテンを開けたまま寝て、朝日を取り入れる」
といったとても簡単な提案から始まります。
この工夫は、うつ予防にも効果的とされる「朝日」を自然に取り込む方法であり、何より「気持ちよく起きられる仕組み」を作ることに主眼が置かれています。
面倒な作業は“お手軽タスク”に分けて攻略!
また、やりたくない作業が多すぎて逃避行動を取ってしまうという問題には、
「小さなお手軽タスク」に細分化するというアイデアが印象的でした。
人間は、面倒なことほど後回しにしがち。
ですが、それを小さな行動に分けてひとつずつ進めることで、大きなエネルギーを必要とせず、やがてゴールにたどり着けるという考え方には、とても勇気をもらいました。
“最悪の結果”をイメージすれば、意外と動ける自分に出会える
さらに「漠然とした不安にとらわれて、行動を起こせない」と感じる場面には、
「最悪の結果まで具体的にイメージする」ことで不安が燃え尽きるというアプローチが提案されています。
ただし、これは著者自身が慎重に述べているように、
「体調や状況が安定しているとき」に実行すべきものです。
体調や状況が万全の時なら、「思ったより最悪でもない」「それならリカバリーも可能」と自分を慰める力になる方法です。
③完璧を求めすぎず、自分のペースで前に進む工夫
「できなかった」じゃなく「発見があった」へシフト
多くの人が「計画どおりに進まない」「自分はなんてダメなんだ」と落ち込んだ経験があるのではないでしょうか。私もそう考えがちな一人です…
本書ではそのような場面に対して、
「できなかった」と考えるのではなく、「時間の目安が分かった」「発見があった」
と肯定的に捉える視点を提案しています。
この考え方は、完璧主義になりがちな人にとって、大きな支えになる考え方です。
そもそも計画はあくまで仮の予想であり、思った通りに進まなかったこと自体が貴重な経験なのだと受け止められたら、心の負担はずっと軽くなるでしょう。
自分に優しい行動でハードルを下げよう!
また、「布団から出られない」「朝の準備に取りかかれない」という悩みに対しては、
「朝にご褒美を設定する」ことが勧められています。
好きなアーティストの音楽を目覚ましに設定する、時々ファミレスのモーニングを食べるなど、自分が朝を楽しみに思えるような「メリットを増やす」工夫が有効です。
ここでも「まず始めるための労力を軽くする工夫」が散りばめられています。
スタートの一歩が重いのは人間の性。
その一歩に、「楽しみ」を添えることで、行動が自然と促されるのです。
本書は「ダメな自分」ではなく、「工夫すればできる自分」に出会わせてくれる一冊なのだと感じました。
まとめ
繰り返しとなりますが、本書のポイント
①「架空の49人」の事例で「自分ごと」として学ぶ
②ADHDにも役立つ、小さな工夫でラクになる考え方
③完璧を求めすぎず、自分のペースで前に進む工夫
49人の架空人物の悩みと解決策が紹介されていて、自分に近いケースが見つかるという形式が、とても新鮮で面白かったです。
特に「できなかった」から「発見があった」への考え方のシフトはとても参考になりました。
たとえば「30分で終わるはずの部屋の片づけ」が、気づいたら2時間経ってた…。
以前は「なんでこんなに時間かかるんだ」と落ち込んでましたが、この本を読んで
「次からは2時間見ておけばいいんだ」と思えるようになりました。
失敗じゃなくて“発見”。
時間の目安がわかれば、次の計画はもっと現実的になるし、自分を責めずに済むのがすごくラクだと学びました。
この本は
・朝「起きられない」と悩む人
・完璧じゃないとダメだと思い込んでる人
・やる気が出ない自分にモヤモヤしてる人
におすすめな一冊です!
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