
こんにちは、てつやまです。
今日紹介する1冊はこちら
『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ ー10万人のデータから導き出されたビジネス・コミュニケーションスキルー』野田雄彦

この本の著者・野田雄彦さんは、社会人向け実践型スクール「コミュトレ」を運営。
約15年、延べ10万人を超えるビジネスパーソンに、
コミュニケーションスキルを伝えています。
その中で気付いたことを紹介している本。

なんでこの本を読んだの?

コミュニケーションが苦手であり、そのスキルアップに努めたいと考え、
読んでみました。
本の内容で大事な3つのポイント
①「誰とでも」円滑にコミュニケーションを取る技術
②雑談の基本を押さえる
③「理と情のバランス」で信頼を築く
一つずつ解説していきます!
①「誰とでも」円滑にコミュニケーションを取る技術
人によらないコミュニケーションが重要
『コミュトレ』は、「仲が良い人」とのスムーズな会話だけでなく、
「苦手な人」とも良好な関係を築く力を身につけるためのスキルを教えてくれます。
本書の中心テーマの一つは、苦手意識を克服し、
コミュニケーションのアンバランスさを補う重要性です。
人間関係の幅を広げるための考え方や具体的な技術が、論理的かつ実践的に述べられています。
②雑談の基本を押さえる
雑談の目的は信頼関係を築くこと
雑談の目的は、単なる会話のためではなく、相手との気持ちの良い関係性を築くことです。
本書では、「あいさつ+ひとつの質問」というシンプルな雑談の型が紹介されています。
この型を繰り返し練習することで、誰でも自然な雑談ができるようになるはずです。
自身のコンディションに応じた方法で、無理をせず楽しい会話を心がけることも重要です。
なぜコミュニケーションにも「型」が大事なのか
私は学生時代、部活動で、「柔道」を取り組んでいました。
始めた当初、まずは、安全に「投げられる」ための「受身」を、
ひたすら反復していたことを思い出します。
何事も、「基本」が出来ないと、危険。
雑談の基本も、「あいさつ+ひとつの質問」という型があり、
この型を、覚え、使いこなせるまで反復。
そうしてやっと次にいける、というのは同じなのだろうと思います。
「守破離」という言葉があります。
「守破離」とは、
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。(デジタル大辞泉より)
自分だけのコミュニケーションスタイルを持つ人でも、最初は基本の型から行っていたはず。
それを忘れず、他者と自分を必要以上に比べず、一歩一歩積み重ねていきたいと思います。
③「理と情のバランス」で信頼を築く
信頼を得るためのやり方
「理」は相手に分かりやすく伝える力、
「情」は感情や興味を引きつける力として、
本書ではこの両方のバランスを取るコミュニケーションを提唱しています。
一方的な「理責め」では相手に飽きられ、情に偏り過ぎれば信頼を得にくい。
本書の提案する方法を通じて、より魅力的で信頼される「理を語り、情に語る」コミュニケーションスタイルが身につきます。
まとめ
繰り返しとなりますが、本書のポイント
①「誰とでも」円滑にコミュニケーションを取る技術
②雑談の基本を押さえる
③「理と情のバランス」で信頼を築く
『コミュトレ』は、ビジネスに限らず、私たちの日常生活にも応用可能な
「コミュニケーションの本質」を教えてくれる一冊です。
誰とでも信頼関係を築き、会話を楽しみ、そして理と情をうまく活用することで、
より良い人間関係を構築できる道筋を示しています。
この本は
・人付き合いにストレスを感じがちな人
・気まずい沈黙が怖くて話しかけられない人
・会話をもっと面白くしたいと思っている人
におすすめな一冊です!
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