リモートワーク時代の「日本語力」を学ぶ!/『THE FORMAT』石倉秀明

てつやま
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こんにちは、てつやまです。

今日紹介する1冊はこちら

『THE FORMAT』石倉秀明

てつやま
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本書は、コロナ過以前からリモートワークを推奨していた著者が、
リモートワークでの親密なコミュニケーションに必要なもの、文章で具体的に伝えるためのテクニックを紹介。働く上でのメンタルケアにも触れた本。

なんでこの本を読んだの?

てつやま
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私自身、対面でのコミュニケーションが苦手な一方、文章を読むことは、それほど苦にはなりません。

この本の著者は、対面ではなく、リモートワークに重きを置いている会社のCROとのことなので、著者の考えや行いを知りたいと思い、読んでみました。

本の内容で大事な3つのポイント

①日本語を書く力と読む力が大事!

②文章でのコミュニケーションのコツ

③「自分の頭で考える」ということ

一つずつ解説していきます!

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①日本語を書く力と読む力が大事!

リモート時代こそ「空気を読む」よりも、「正しい日本語を読む」!

『THE FORMAT』の中で、石倉氏は、従来の空気を察する力よりも、
正しくわかりやすい日本語を書く力と読む力が重視される時代になると述べています。

最近のリモートワーク時代では、対面でのコミュニケーションよりも、メールやチャットのような文章でのコミュニケーションが多くを占めるようになりました。

そのため、正確で明瞭な表現力が必要となります。

私自身、空気を察する力はあまり得意ではありません。

だからこそ日本語を正しく書く力・読む力を伸ばしていきたいと感じました。

リモートワーク実施会社CRO目線で説得力大!

石倉氏の発言には、リモートワークを実施している会社の取締役CROからの視点も加わっており、とても説得力があります。

リモートワークでは、対面のコミュニケーションでは察することができていた微妙なニュアンスを、伝えることがとても難しい。

だからこそ、「書く力」をしっかりと使いこなすことが求められます。

そのためには、正確な文章力と読解力を身につけることが重要です。

②文章でのコミュニケーションのコツ

「毎週LINEでやりとり」>「年に数回会う」

石倉氏は、文章でのコミュニケーションは、親密度を高める役割を担うことができると語っています。

確かに、たまにしか会わない友人よりも、
毎週LINEをするような友人の方が、親密度は高くなります。

「直接会う」ということは、メリットもありつつ、面倒なことも多いものです。

しかし、文章でのコミュニケーションは、今の時代、とても楽に行うことができます。

詰め込み注意!「対話のキャッチボール」を意識する!

しかし、「文章でのコミュニケーション」にも注意点が存在します。

それは、文章で伝えようとすると、「固くなりがちで、お役所文書」のようになってしまうということです。

「一度に全部を伝えたい」と思うのは、人間の性というもの…

しかし、コミュニケーションは、一方通行ではなく、双方向によって成り立つもの。

「連絡」ではなく「対話」キャッチボールのようにやり取りすることが重要。

私自身、1回の文章で、情報を詰め込みがちだと自覚しています。

この本を読んで「連絡ではなく対話を意識すること」が大切だと再認識しました。

③「自分の頭で考える」ということ

「事実と仮説を分けて問題設定するクセ」が大事!

石倉氏は、自分の頭で考える力を養うためには、

「情報を収集し、事実と仮説を分けて問題を設定すること」

が重要だと述べています。

つまり、「これは事実なのか、仮説なのか」を分けて考え、
そこから自分の頭に浮かぶ「問題を設定すること」を意識する。

それこそが、自分の頭で考える力を養うために重要なことです。

「仕事は終わるものではない」というメンタル

また石倉氏は、仕事におけるメンタルケアついても、重要な考え方を提案しています。

「仕事は終わると思わないこと」

現代では、次から次へと仕事が舞い込んできて、終わりがないように感じることが多々あります。

しかし、その現実を嘆くのではなく、「仕事は終わるものではない」と構えることが、大切だと著者は述べています。

終わらない仕事に対するうつうつとした気持ちを切り替えるためには、

「終わらないからと言って、自分自身を必要以上に卑下しない」

という意識を持つことが重要です。

まとめ

繰り返しとなりますが、本書のポイント

①日本語を書く力と読む力が大事!

②文章でのコミュニケーションのコツ

③「自分の頭で考える」ということ

石倉秀明さんの『THE FORMAT』を読んで、「仕事は終わらないもの」と捉える発想と、
「文章も対話のキャッチボール」という視点が深く印象に残りました。

今の時代、果てしなく仕事に追われがちな生活を強いられます…

しかし、著者はそれを嘆くのではなく、“終わらないのが当たり前”と受け止めることで、
心を軽く保つことができると提案しています。

私自身、仕事が終わらないことに落ち込むことが多かったので、
「終わらない=ダメ」ではないという考え方に救われました。

そして文章コミュニケーションも、一方的ではなく、キャッチボールのようなやり取りが大事。

情報を詰め込みすぎず、相手の返しを待つ“間”を大切にすることで、
もっと親密でスムーズなやり取りができると気づかされました。

本書は、心の余裕と文章力を同時に鍛えられる一冊です。

この本は

・対面の雑談が苦手な人

・文章でのコミュニケーションに悩む人

・仕事が終わらなくて心が疲れてる人

におすすめな一冊です!

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