
こんにちは、てつやまです。
今日紹介する1冊はこちら
『会社では教えてもらえない上に行く人の報連相のキホン』車塚元章

本書は、報連相の基本をわかりやすく紹介した本。
軽視されがちな報連相の大切さを説明。
「報連相される側」の視点からアプローチした一冊。

なんでこの本を読んだの?

私自身、報連相の中でも「相談」が苦手。
相談することに、ある種恐怖を覚えています。
「こんなことも知らないの?」とバカにされてくやしい思いをした経験あり。
どうやったら、相談が人並みに出来るようになるか知りたくなり、読んでみました。
本の内容で大事な3つのポイント
①時間の見通しを立てる
②報告の中に「自分の意見」を付け加える
③「自分の考え」という答えを出す
一つずつ解説していきます!
①時間の見通しを立てる
「具体的な時間」を提示する
『会社では教えてもらえない上に行く人の報連相のキホン』を読み、最初に心に響いたのは、
報連相における時間の見通しを立てる重要性です。
例えば、
「お時間よろしいですか?」
と聞くよりも
「3分ください」
と具体的に伝えることで、相手の負担を軽減し、コミュニケーションがスムーズになります。
この本では、報連相の成功率を上げるために
「どれくらい時間がかかるか」
という見通しを立てることが大事であると説かれています。
上司や先輩は、自分の仕事で忙しく、報連相に長々と時間を割くことは難しいものです。
そんな中、具体的な時間を示して結論から話し始めることで、
効率的かつ効果的なコミュニケーションが実現します。
「ちょっと」や「少し」といった曖昧な表現は避け、
具体的な時間を伝えることで報連相の成功率が格段に向上するのです。
②報告の中に「自分の意見」を付け加える
自分の意見や考えを伝えることが重要
次に印象深かったのは、報連相において「自分の意見」を付け加えることの重要性です。
報告すべきかどうか迷った場合でも、報告することを選ぶべきであり、
その際には自分の意見や考えを併せて伝えることが大切です。
例えば、仕事のトラブルを広告する際には、上司に助けを求めることに加え、
自分なりの代替案、つたなくても良いので、
「ここまで考えました」という事実、を提示することが推奨されます。
特に重要なプロジェクトや契約に関する報連相では、
上司にとって必要な情報を伝えるだけでなく、自分の意見や考えを共有することで、
上司との信頼関係を築くことができます。
報告する際には、「自分がどう考えているか」を明確に伝えることで、
相手に対して誠実さや真剣さをアピールし、報連相の質を高めることができます。
③「自分の考え」という答えを出す
具体的な答えを出してみる
最後に、この本が強調しているのは、「自分の考え」という答えを出すことの重要性です。
私自身、相談する際によく「自分の頭で考えろ」と言われることがあります。
これは単なる思考のプロセスを指すのではなく、
具体的な答えを出すことが求められているのです。
自分の意見や結論を持つ重要性
著者は、自分の考えを持つことで自分を大切にし、
自分の欲求を尊重することができると述べています。
報連相は単なるコミュニケーションの手段であり、
その目的は他者との円滑な関係づくりや成果を上げることです。
そのためには、自分の意見や結論を持ち、それを相手に伝えることが大切です。
まとめ
繰り返しとなりますが、本書のポイント
①時間の見通しを立てる
②報告の中に「自分の意見」を付け加える
③「自分の考え」という答えを出す
『会社では教えてもらえない上に行く人の報連相のキホン』は、
報連相の基本を理解し、実践するための貴重な指針を提供してくれます。
時間の見通しを立て、具体的な時間を示すことで効果的なコミュニケーションを実現し、
報告の中に自分の意見を付け加えることで信頼関係を築く。
また、自分の考えという答えを持ち、自分を尊重することで報連相の目的を達成することができます。
この本を通じて、報連相の重要性と実践方法を学び、
より良いコミュニケーションが築けると感じました。
この本は
・何を報連相したらいいかわかならい人
・「自分の頭で考えろ」と上司から叱責され落ち込んでいる人
・「報連相を受ける側」の人
におすすめな一冊です!
コメント