名言でコミュニケーション名人になる!/『心に刺さる、印象に強く残る超・引用力』上野陽子

てつやま
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こんにちは、てつやまです。

今日紹介する1冊はこちら

『心に刺さる、印象に強く残る超・引用力』上野陽子

てつやま
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本書は、「引用」について解説された本。

自分の言葉に信頼性を与え、人の心に刺さり、
相手に行動を促すためのコツを紹介。

引用の有用性から、効果的な手法及び考え方を学べる一冊。

なんでこの本を読んだの?

てつやま
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自分の考えの補強となる「引用」に、
とても興味があったので読んでみました。

自分自身の「意見」について、悩むことガ多く、
自信が欲しいと常々思っていました。

そのため、引用は、自分の説の信頼性を高めてくれる
「頼もしい味方」だと感じています。

そんな味方についてもっと知りたいと思い、読んでみました。

本の内容で大事な3つのポイント

①名言選びのコツ

②伝えたい内容とのマッチング

③名言の具体例とそのインパクト

一つずつ解説していきます!

①名言選びのコツ

心に響く名言を選ぶ

名言を引用する際、単に有名なものを選ぶだけではその力が充分に発揮されません。

重要なのは、自分の心に響く名言を選ぶことです。

これにより、名言が自分の体験や事実と結びつき、新たな感覚を生み出すことができます。

そして、この新たな感覚が他者とつながる力を持つのです。

自分の中に名言を積み重ねる

この本では、自分の心に響くとはどういうことかを深く掘り下げています。

心に響く名言とは、名言と自分自身との共通項を見出し、
その名言が自分の体験や蓄積された事実と絡み合って、新しい感覚を掴むものです。

つまり、この感覚がなければ名言は他者へつながらず、偶発的にしかつながらないことになるのです。

だからこそ、自分の中に名言を積み重ねて生きることが大切なのです。

②伝えたい内容とのマッチング

伝えたい内容に合った引用を選ぶ

引用はただ有名なものを選ぶだけでなく、伝えたい内容に合わせて選ぶことが重要です。

普段から「心に響く引用」を蓄積しておき、その場に適したものを選び出すことが求められます。
たとえば、『スラムダンク』の安西先生の言葉に

「お前の為にチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ!!」

というセリフがあります。

この名言を引用する場合、これはチームスポーツの戦術だけでなく、
人とのコミュニケーションにも応用できるはずです。

利己的に考えると、自分のためにチームが動くべきだと思いがちですが、
安西先生は、教え子の矢沢の性質を見極めて、苦言を呈しています。

このように、伝えたい内容に合った引用を使うことで、
他者に対してより強いメッセージを伝えることができます。

③名言の具体例とそのインパクト

名言具体例

 **安西先生の言葉(スラムダンク)**:
  – 「お前の為にチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ!!」
  – チームスポーツや人とのコミュニケーションに応用可能。利他的な視点を強調。

– **アルベルト・シュバイツァーの言葉**:
  – 「幸せとは、健康で記憶力が悪いことである」
  – 忘れる力や手放す力を説く。心身の安定と再度の感謝の実感を促す。

「幸せとは、健康で記憶力が悪いことである」

シュバイツァーの「幸せとは、健康で記憶力が悪いことである」という言葉は、
忘れる力手放す力を説いています。

しがらみや嫉妬、悪意などの感情を忘れることで心身ともに安定し、
再度、喜びや嬉しい気持ちを実感できるということです。

この名言は、記憶力が悪いというデメリットを肯定し、
忘れることが幸せをもたらすという新たな視点を与えてくれます。

まとめ

繰り返しとなりますが、本書のポイント

①名言選びのコツ

②伝えたい内容とのマッチング

③名言の具体例とそのインパクト

この本を通じて、「心に刺さる、印象に強く残る引用」の真髄を学ぶことができます。

名言を選ぶ際のコツや、伝えたい内容とのマッチング、
具体例とそのインパクトを理解することで、
他者に対してより強いメッセージを伝えることができます。

この本は

・自分の意見に自信が無い人

・引用を探す行為が面倒臭い人

・面白いと感じたことを、面白く伝えたい人

におすすめな一冊です!

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