小さな相談が成功体験となる!/『仕事で悩まない人の相談力』船見敏子

てつやま
てつやま

こんにちは、てつやまです。

今日紹介する1冊はこちら

『仕事で悩まない人の相談力』船見敏子

てつやま
てつやま

本書は、相談することが苦手な人に向けた本です。
「悩まない」ための下準備の大切さ、小さな相談を繰り返し、
共感してくれる相手を選ぶことの大切さを説明しています。

なんでこの本を読んだの?

てつやま
てつやま

私自身、相談が苦手。
何を相談して良いのかすらわからない時も多いです。
それが、悩まず相談が出来るようになれば、
もっと生きやすくなると感じて、知りたくなったため読んでみました。

本の内容で大事な3つのポイント

①「声を上げる」って大事だ!

②小さな相談と良い相談相手

③努力のプロセスを見せる

一つずつ解説していきます!

①「声を上げる」って大事だ!

他人の困りごとを察するのが難しい社会

本書で強調されているのが「声を上げることの重要性」です。

船見敏子さんは、昔と違って今の社会では、余裕がなくて他人が困っているかどうか察することが難しいと指摘しています。
そのため現代では、自分から積極的に声を上げることが求められています。
しかし、声を上げることが難しい人もいます。

そんな人たちに向けて、具体的な相談技術を学ぶことが重要であると説いています。

具体的なポイントは、次の見出しで解説します。

②小さな相談と良い相談相手

小さな相談を繰り返すことで得られる体験と相手

例えば、本書では「小さな相談の繰り返しと相談相手の選び方」が取り上げられています。
小さなことから相談を始めることで、一歩一歩「相談できた!」という成功体験を積み重ね、
相談に対するハードル自体を下げることができます。

また、「否定しない、一方的なアドバイスをしない、共感力がある相談相手」を選ぶことも重要です。

③努力のプロセスを見せる

手助けしてほしいなら「プロセス」を伝える!

そして、もう一つのポイントは「努力のプロセスを見せる」ことです。

より効果的に「助け」を受けるためには、自分の努力の過程、
例えばどのような情報を調べ、どのようにに考えて結論に至っとだったかなど、
今までの経緯を相手に見せることが重要です。

このプロセスを示すことで、相手にも動いてもらいやすくなります。

さらに、優先順位のつけ方についての相談も、具体的な努力の過程を示しながら行うことが、
相手の協力を得る上でとても有効です。

著者・船見敏子さんのユニークな一節

私が特に、著者の文章に感銘を受けたのは、この箇所です。

「余裕があった時代なら、困った状況を周囲の人が察知して声をかけてくれました。
でも、みんなが忙しい現代は、声をかける余裕がありません。
だから、自分から声を上げていかないと、困った状況は伝わりません。」

現代に生きる私たちにとって、この姿勢はとても重要。
余裕がない時代だからこそ、自衛の意味も込めて、
「助けて」と声を上げる訓練が、必要なのではないかと感じました。

まとめ

繰り返しとなりますが、本書のポイント

①「声を上げる」って大事だ!

②小さな相談と良い相談相手

③努力のプロセスを見せる

本書を読んで、相談のための下準備の重要性に気づきました。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言いますが、
相談する本番前に、小さなトレーニングを積むことが大切です。

相談する際の決まり文句や、ちょっとした自己開示など、
実際に試してみることで、思わぬ効果が得られることでしょう。

本書を通じて、生活の中で実践的なヒントを得ることができました。

船見敏子さんのアドバイスや考え方は、現代社会で生きるうえで非常に参考になります。
ぜひ、多くの人にこの本を手に取ってもらい、日常の中で役立てていただきたいと感じました。

この本は

・相談が苦手な人

・何を相談すればいいかも分らない人

・相談が上手くなりたい人

におすすめな一冊です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました