感想『まんが 子供のいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。』/色々な選択肢に気づく!

マンガ
 記事内には広告が含まれています。
てつやま
てつやま

こんにちは、てつやまです。

このたび、くどうみやこ氏(原案)森下えみこ氏(まんが)のコミックエッセイ

『まんが 子供のいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。』を読みました。

てつやま
てつやま

☆こんな人にオススメ!!

「子どもはまだ?」との尋問にうんざりしている人

・「これからの生き方」に悩んでいる人

・少数派の苦しみを知っている人

《作品情報》

・書名  まんが 子供のいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。

・著者  くどうみやこ(原案)森下えみこ(まんが)

・出版社 株式会社 小学館

・頁数  128

1.この本のここが凄い!

「子どもがアリでもナシでもOK!」と思える、これからの生き方のヒントが見つかります。
【編集担当からのおすすめ情報】より

子どものいない女性に対する共感必至のあるある満載!!

不妊治療に悩む夫婦はもちろん、「このままの人生でいいのか?」と悩むすべての人におすすめです!

なぜこの本を読んだのか

「不妊治療」というワードと出会い、そのことに興味をもち、読んでみました。

また、まんがで実例を紹介する構成。とても読みやすそうだと感じたのも理由の一つです。

2.かんたんあらすじ

“子ナシ夫婦”として生きる著者が、子どものいない女性を応援する団体を主催する中での実体験をもとにした、まんがでわかりやすい本。

プロットは、子どものいない女性たちの会「マダネプロジェクト」を主宰し400人に取材した
くどうみやこさん

まんがは、『40歳になったことだし』『あしたの、のぞみ』などおひとりさま女性のリアルライフを描いて人気のまんが家森下えみこさん

心に響いたフレーズ

子供がいることに理由はいらないのに、子供がいないことには理由を求められる。

確かにこれは、少数派の辛いところだなと感じました。

私自身、発達障害やうつを経験して、少数派の辛さは、同じではないものの、想像できます。

日本社会自体が、少子高齢化のため、出生率をあげることを目標にしている現状。

そのため、「子供を産み育てるのが女性の役割」という、ある種の同調圧力が強いのだろうと思いました。

「この人は古い価値観で人を判断しているんだな」と、逆に一歩引いて相手を見るのも手よ。

マダネプロジェクト創立者、著書を模したキャラクターのセリフ。

「こどもはつくらないの?」

「結婚するのが当然」

…そういった意見に対する、著者なりの心の持ちようを表現。

※マダネとは、生涯子どもがいない大人の女性「No Kids Woman」の総称。

mademoiselle[マドモアゼル]ほど若くなく、madame[マダム]ほど落ち着いていない。立ち位置が真ん中になる、新たな女性の新基軸

#引用元:マダネプロジェクトHP(https://www.madane.jp/whats-madane)

相手の立場を類推することで、「自分とは違った価値観を持つ」ということを知る。

そして、その違いを、自分自身に納得させる。

非常に習得したいマインドだと感じました。

大前提として、「子アリ vs 子ナシ」の対立構造を作らないこと。

確かに、陥りやすい対立構造だと感じました。

テレビ番組でも、対立構造は、目立ちますし、わかりやすい。

しかし、必ずしも相反するものではないことを、著者は強調していると思いました。

多数派と少数派で争いたいわけではない。

多様性が叫ばれてる今日、様々な視点が大事だというメッセージのように感じました。

3.まとめ

読んだことで得られたポイント

不妊治療をテーマにしたフィクション作品を読み、関連知識を得たくて読んでみた一冊。

この本を読んで、成人女性に「母親」という役割を与え続けてきた日本社会のことを、新たに再認識しました。

少子高齢化と言いつつ、まだまだ成人した女性に子供がいることが多数派の現代。

あらゆる理由で子供がいない人が、少数派として苦労しています。

その現状が、この本を通じてよく理解できたと思います。

「成人女性は子供をもつのが当たり前」という価値観。

これは、なかなかきっかけがなければ疑うこともできない、根が深いもの。

この本は、そのきっかけを与えてくれるとても貴重な一冊だと感じました。

この本が気になった方は、是非下記リンクからご確認ください!

コメント