感想『異世界料理道⑱』/苦しいことも、仲間と乗り越えれば“絆”になる!

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てつやま
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こんにちは、てつやまです。

このたび、EDAさんの異世界料理小説

『異世界料理道⑱』を読みました。

てつやま
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☆こんな人にオススメ!!

・「自分のいる意味」に悩む人 

・誰かのために頑張りたい人 

・「正しさとは何か?」と悩んでいる人

《作品情報》

・書名  異世界料理⑱

・著者  EDA

・出版社 株式会社ホビージャパン

・頁数  326

1.この本のここが凄い!

「異世界×料理」というのは、珍しいものではありません。

しかし、本作品が他の料理ファンタジー小説と違うのは、「チート」が全くないこと!

一つ一つ、異世界の食材と、見知った現代の食材を照らし合わせ、試行錯誤で料理していく。

そうして、料理を通じて、人と人の縁を紡ぐところが、ハートフル!

なぜこの本を読んだのか

他作品よりも、リアルに描かれた異世界料理小説だったから読み進めました。

没入しながら読むことができ、主人公とともに成長できる作品。

2.かんたんあらすじ

異世界に迷い込んだ少年が、料理の腕で、森辺の民と呼ばれる狩人の部族たちとの縁を結んでいく話。

18巻は、森辺の主討伐編。

心に響いたフレーズ

本当にこの御人は、貴族よりも商人に生まれるべきであったのではないかと思わされることがある。

アスタのモノローグ。

貴族のポルアースへの印象に関する感想。

本来、貴族と平民、ましてや森辺の民との社会的地位による格差は非常に大きい。

しかし、そんな貴族の中でも、森辺の民と親密な関係を構築しようとするのがポルアース。

彼との出会いが、森辺の民の今後を明るくしてくれる道標となってくれる。

そのような明るい未来を見せてくれる感覚を得ました。

「お前のもとに、私は戻る。昨日や今日と同じように、うまい食事を作って待っていてくれ。それだけが、私の望みだ。」

アイ=ファのセリフ。

家人であるアスタへの、情愛を感じるセリフ。

森の主と恐れられるギバと対峙するアイ=ファ。

狩人として求められていることに対する高揚感と、家人から心配。

その両方を胸にちゃんと抱いて、立ち向かう力強さを感じます。

「アイ=ファ にとって、狩人の仕事は生きがいなんだろう。だが、その力をなくしてしまうことを、俺が望むわけないじゃないか」

アスタのセリフ。

アイ=ファが森の主との戦いで、で深手を負った後の話。

アイ=ファは、「狩人の力を失えば、アスタにとっても、都合がいいのではないか?」と不安になっている状態。

狩人を辞めれば、かけがえのないアスタと一緒になれる。

アスタ自身も、そんな未来を望んでいるのではないか?

そんな心配するアイ=ファに対して、優しく語りかけるアスタ。

自分(アスタ)にとっての料理はかけがえのないもの。

それと同じくらい、アイ=ファにとっての狩人としての仕事が大切であることに、理解を示している名場面。

現代日本人であるアスタが、この森辺の中でも特に 異質なのは、この価値観なのだろうと感じました。

3.まとめ

読んだことで得られたポイント

18巻では、貴族や森辺の民など立場の違いを超えた絆や信頼が描かれていて、心の奥が温かくなりました。

アスタやアイ=ファたちの言葉や行動から、それぞれが自分の役割や信念を大切にしながら生きていることが伝わってきます。

特に「人事を尽くして天命を待つ」という考え方には、努力することの大切さを改めて感じました。

誰かを理解するには、決めつけず、心の奥を見ようとする姿勢が大事だと思えるようになりました。

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