
こんにちは、てつやまです。
今日紹介する1冊はこちら
『読みたいことを書けばいい。』田中泰延

本書は、自分が書いていて楽しいこと、
つまり「自分が読みたいこと」を書くことが大切だ!
というコンセプトに基づかれて書かれた本です。
読みたいこと→自分で書いていて楽しいこと→巡って、想定読者も楽しい文章!
自分が楽しいことを知り、それを書くことで、一人ニヤニヤ。
そして、他者に読んで貰ってニヤニヤして貰えたら最高だ!がテーマです。

なんでこの本を読んだの?

書くということを、真剣に考えていた時期があったため、
読んでみたくなりました。
私自身、「何とか、ライターのように、書くことで生きていけないか?」と考えている時期がありました。
これは、うつになって苦しんだ経験から、
「人間関係を少なくして生きていけないか?」を模索した結果です。
在宅勤務のライター、フリーランスとしての働き方を考えていました。
そんななか、「読みたいことを書けばいい。」というタイトルは、
私にはとてもまぶしくうつり、
魅了されて、読んでみたくなりました。
本の内容で大事な3つのポイント
①自分が楽しいと思うことを書こう!
②「読者」としての文章術
③「随筆の自由さ」に触れる
一つずつ解説していきます!
①自分が楽しいと思うことを書こう!
読者の楽しみにつながる可能性
まず最初のポイントは、「自分が楽しいと思うことを書くこと」の重要性です。
著者は、自分が楽しいと思うことを書くことで、
他人も楽しんでくれる可能性が高まると説いています。

文章を書き続ける上で、自己犠牲ではなく、自分の楽しさを優先することが大切です。
この考えは、自己犠牲の果てにはボロボロの未来が待っているという警告にもつながります。
自分が楽しいという感情を第一にしなければ、ついつい一般論に流され、
無個性で面白みのないものになる。
そうしていつしか、「何のために書いてるのかが分からない」と
思い悩むことになりかねません。
②「読者」としての文章術
他者=読者=筆者
次に、「読者としての文章術」です。
著者は、自分が読んで面白いと思う文章を書くことが、
他者にもウケる文章を生み出す鍵である、と述べています。
読まれる文章を書くには、当然他者が「読みたい!」と思える文章でなければならない。
そして、この「他者=読者」は、
「他者=読者=筆者」
としても成り立つのです。
自分で書いた文章も、書きながら読んでいるはずです。
だからこそ、自分で書いた文章が、自分で面白くないなら、
他者読者も面白いと思う可能性は低いと思います。
まぐれ当たりは、たしかにありえるでしょう。
しかし、それは宝くじ並の確率の低さでしょう…
それならせめて、自分自身だけでも面白いと思う文章を、
最初から書いてみましょう。
そうすれば、自分に似た人には、ウケるハズです。
③「随筆の自由さ」に触れる
随筆は事象と心象が交わる文章
そして最後に、「随筆の自由さ」に触れることの重要性について説明します。
随筆とは「事象と心象が交わるところに生まれる文章」であり、
そこには、書きたい人と読みたい人が存在するという、自由さを感じさせます。
・事象を正確に捉えた文章
・心象を徹底的に突き詰めた文章
自分のスタイルを意識することが重要。
人間は、事象を見聞きして、それに対して考えたことを書きたいし、また読みたいもの。
事象と心象の区分をしっかりつけ、文章を書くことが大切です。
まとめ
繰り返しとなりますが、本書のポイント
①自分が楽しいと思うことを書こう!
②「読者」としての文章術
③「随筆の自由さ」に触れる
著者のメッセージを通じて、自分自身が楽しめる文章を書くことで、
他者にも楽しんでもらえるという、新しい視点を得ることができました。
『読みたいことを書けばいい。』という本は、自分が楽しむことを大切にしながら、
文章を書くことの、喜びと自由を教えてくれる一冊です。
ぜひ手に取って、自分が楽しめる文章を書いてみてください!
この本は
・書くことが苦手な人
・何を書けばいいか悩んでいる人
・自分を後回しにしがちな人
におすすめな一冊です!
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