
こんにちは、てつやまです。
今日紹介する1冊はこちら
『AI失業 生成 AI は私たちの仕事をどう奪うのか?』井上智洋

☆こんな人にオススメ!!
・AIに仕事を奪われるんじゃないかと不安な人
・「人間にしか出来ないことってある?」と真剣に悩む人
・「自分の経験や感情って、ほんとに価値あるの?」と疑問を持ってる人

本書は、「AIってすごいらしいけど、じゃあ人間にしかできないことって何?」とモヤモヤしてる人にぴったりの一冊です。
ChatGPTとか画像を作るAIがどんどん進化してる今、
「仕事がAIに取られるんじゃ…」って不安になるのも当然。
この本は、そんな不安にやさしく寄り添いながら、「人にしかできない価値の出し方」や「AIとどう付き合えばいいか」をわかりやすく教えてくれます。
テクノロジーに振り回されず、自分らしく働くヒントがもらえる本です。

なんでこの本を読んだの?

「AIが仕事を奪う」とよく言われていますが、実際はどうなのか?
どうすればAIと共存できるのか知りたく、読んでみました。
本の内容で大事な3つのポイント
①AIを「使いこなす力」と「考える力」が必要
②人間にしかない「体験」「個性」「心」が価値になる
③人の価値は「役に立つか」ではなく「存在そのもの」
一つずつ解説していきます!
①AIを「使いこなす力」と「考える力」が必要
道具を使いこなすのは人間!
『AI失業 生成 AI は私たちの仕事をどう奪うのか?』を読んで、最初に印象に残ったのは、AIを「電卓」に例えていた部分でした。
電卓は、計算を効率よくこなすための便利な道具。
しかし、だからといって、人間の暗算の力が不要になるわけではありません。
この例えは、ChatGPTなどの生成AIにも通じるものだと感じました。
AIはあくまで道具であり、それを使いこなすには人間自身の思考力が欠かせないということです。
アイデアがすぐに活かせる 時代!
また、著者が使っていた「アイディア即プロダクト」という言葉も非常に印象的でした。
これは、現代のAIが持つ可能性を端的に表しています。
以前は、アイディアがあってもそれを形にするには専門的な知識や技術が必要で、ごく一部の人しか実現できませんでした。
しかし今では、ChatGPTのようなツールを使えば、誰でも簡単に文章や企画を形にすることができます。
私自身、日々頭に浮かぶアイディアをすぐに試せるようになったことで、創造のハードルが大きく下がったと実感しています。
AI =スーパー偏差値エリートの指示待ち人間
ただし、AIは決して万能ではありません。
そのことを著者は、「スーパー偏差値エリートの指示待ち人間」と表現しています。
AIは非常に高性能ではありますが、指示がなければ動くことができません。
人間のように「察する」力には乏しく、あくまで与えられた情報に基づいて処理を行う存在です。
だからこそ、AIを使う側の人間が、「何を求めているのか」を明確にし、的確な指示を出す力が求められます。
AIを使いこなすためには、ツールとしての理解と、自分の頭で考える力の両方が必要。
便利さに頼りすぎると、自分自身の思考力が鈍ってしまう可能性があります。
だからこそ、AIと人間の役割をしっかりと分けて考えることが、これからの時代には欠かせないのだと感じました。
②人間にしかない「体験」「個性」「心」が価値になる
AI には「体験」ができない
AIにもできないこと、それは「体験」から生まれる表現です。
著者は、「AIには体験のオリジンが存在しない」と語っています。
たしかに、AIは膨大なデータをもとに文章を生成することはできますが、それはあくまで既存の情報を組み合わせたものであり、実際に何かを感じたり、経験したりすることはできません。
この違いは、創作や表現の場面で大きな意味を持ちます。
たとえば、旅の感想や人との出会いから生まれる言葉には、その人だけが持つ温度や空気感があります。
AIにはそれがない。
だからこそ、人間が持つ「体験」は、これからの時代にますます価値を持つのだと感じました。
AI には真似できない「個性」が大事!
また、著者は本書で「デザイナーという職業」についても触れていました。
AIの普及によって雇用が減る可能性はあるものの、独自性を持つ人は今後も活躍できる。
これは「個性」の重要性に関わる話です。
個性とは、意識して出すものではなく、消そうとしても自然とにじみ出るものです。
無味無臭では、AIに勝てない。
だからこそ、自分らしさを表現する力が、これからの時代にはますます必要だと言えます。
さらに、AIには「心」もありません。
これは、感情や共感といった人間らしさの根本に関わる部分の話。
AIはどんなに雑に扱っても傷つきませんが、人間は違います。
心があるからこそ、言葉に傷つき、また励まされることもあります。
この「心」があるからこそ、不快な表現を避けたり、寄り添う言葉に温かみが生まれる。
その点だけでも、「心」を持つ人間は尊重されるべき存在なのだと感じました。
AIが進化すればするほど、人間らしさが際立つ。
体験、個性、心──これらはAIには真似できない、人間だけが持つ価値。
だからこそ、私たちはそれらを磨き、大切にし、誇りを持って生きていくことが必要なのだと思います。
③人の価値は「役に立つか」ではなく「存在そのもの」
「役に立つ」よりも「存在そのもの」に注目!
『AI失業 生成 AI は私たちの仕事をどう奪うのか?』の中で、最も印象深かったのは
「人間の価値は、存在そのものにある」というメッセージです。
AIは機械であり、役に立つかどうかでその価値が決まります。
しかし、人間は生命を持ち、人格を備えています。
たとえ成果を出せなかったとしても、生きているだけで価値がある
──この考え方は、今の社会にこそ必要だと強く感じました。
私たちはつい、「仕事ができる人=価値がある人」と考えてしまいがちです。
だからこそ、仕事を失ったときに、自分の存在まで否定されたような気持ちになることがあります。
しかし、それは本来の人間の価値とは違う価値観なのだと感じました。
人間の価値は、社会に貢献することだけではなく、そこにいるだけで誰かの支えになっているという事実にも宿っています。
そうした存在の尊さを忘れずにいたいと思います。
現代は「全ての人間の個性を肯定する」時代である!
著者は、「すべての人間の個性を肯定すること」がAI時代において最も大切だと語っています。
この言葉は、個性をうまく表現できない人にとっても、大きな救いになると感じました。
誰もがクリエイティブである必要はなく、凡庸であっても、そこにいるだけで意味があるという考え方は、社会をもっと優しくする力を持っていると思います。
また、AIによって仕事の効率が上がれば、当然ながら人員削減の可能性も出てきます。
1人で3人分の仕事ができるようになれば、残る2人は不要とされるかもしれません。
これはAIだけの問題ではなく、社会全体の構造に関わる課題です。
雇用の確保は、個人の努力だけではどうにもならず、政治や制度の力が必要だと改めて感じました。
AI時代において、人間の価値を「役に立つかどうか」で判断するのは非常に危険。
むしろ、「存在そのもの」に価値があるという視点を持つことが、これからの社会を支える土台になるのではないかと、この本を読んで強く思いました。
人間が人間らしく生きるために、こうした考え方を忘れずにいたいと感じます。
まとめ
繰り返しとなりますが、本書のポイント
①AIを「使いこなす力」と「考える力」が必要
②人間にしかない「体験」「個性」「心」が価値になる
③人の価値は「役に立つか」ではなく「存在そのもの」
『AI失業 生成 AI は私たちの仕事をどう奪うのか?』は、AIが進化する現代において、人間がどう生きるべきかをやさしく、そして深く問いかけてくれる一冊です。
AIは便利な道具だが、それを使いこなすには人間の思考力が必要。
そして、AIにはできない「体験」「個性」「心」が、人間の価値を際立たせる。
さらに、人間の価値は「役に立つかどうか」ではなく、「生きていることそのもの」にあるという視点は、今の社会にこそ必要な考え方だと感じました。
この本を読んで、私はAIに対する見方が少し変わった気がします。
怖がるのではなく、うまく付き合う。
そのためには、自分の頭で考え、自分らしさを大切にし、他者の存在を尊重することが大事。
AI時代において、人間らしく生きるとはどういうことか──そのヒントが、この本には詰まっています。
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