
こんにちは、てつやまです。
このたび、藤山 素心さんのお仕事健康小説
『はい、総務部クリニック課です。 あなたの個性と女性と母性』を読みました。

よ!待ってました!
おすすめする本

今日はですね、ちょっと心が疲れてるな、って感じてる人に、ぜひ手に取ってほしい本を持ってきました。

職場に「こんな部署があってくれたらいいのに!」って思わず感じてしまう、そういう本なんです。

今日はどんな本を紹介してくれるん?

読んでいる間、自分のことを、そっと肯定してもらってるような気持ちになれる一冊。

『はい、総務部クリニック課です。 あなたの個性と女性と母性』
〈総務部クリニック課〉シリーズ第四弾の、お仕事健康小説です!

そのシリーズ好きやねえ~オジさん!
今回はどんな内容なん?
どんな内容?~シリーズのおさらい~

今回の話はクリニック課に、女性相談窓口が開設されることになるんです!
それをきっかけに、婦人科専門のフリーランス・スーパー看護師が登場したりして!

シリーズ同様、読み終えたあとに「ちょっとだけ楽になれる」、そういう内容です。

「女性相談窓口設立」に、「婦人科専門のフリーランスでスーパー看護師」!?
盛りだくさんやね!

ところでオジさん。
このシリーズの説明を、もう一度改めて教えてくれる?


このシリーズは、入社7年目の主人公、松久奏己が、ある日、社長肝いりの新部署へ異動になるんです。
その部署こそ「総務部クリニック課」!
変わり者でイケメンな医師、森琉吾と、チャラ系ホスト顔の薬剤師、眞田昇磨と一緒に働くうちに、社員の体調を整えていく本格健康小説!

まさに夢のような職場!

「会社のなかにクリニック課があったら便利なんじゃない?」という、誰もが夢見る設定の物語なんですよね。
物語として読める実用書、という見方もできるかもしれませんね。
☆こんな人にオススメ!!

この本が、特におすすめな人はこういう人です!

オススメな人はこちら!
・職場でなんとなく生きづらさを感じている人
→自分のペースで仕事したいけど、周りに合わせることに疲れてしまっている、そんな方に刺さる場面がたくさんあります。
・女性の身体のことや、職場での悩みをうまく誰かに話せていない人
→この本、女性特有の健康の悩みに向き合うお話でもあって、「こういうことって相談しにくいよね」という部分をちゃんと描いてくれています。
・お仕事小説が好きな方で、読後感がすっきりしてる本を探している人
→読み終えたあとに、じんわり温かい気持ちになれるタイプの本です。

うわー、三つ目は完全にウチやん!?
読後感がしんどい本が続いてたから、ちょうどそういうの欲しかったかも!

このシリーズは、特に心身ともに疲れ果てている社会人の方にこそ読んでもらいたい物語です!
★作品情報

ではまず、基本的な情報をどうぞ。

《作品情報》
・書名 はい、総務部クリニック課です。 あなたの個性と女性と母性(シリーズ第4弾)
・著者 藤山 素心(もとみ)
・出版社 光文社(光文社文庫)
・頁数 302ページ

著者の藤山素心さんは、実は現役の医師でもある方なんです!
だから医療や健康に関する描写がとても正確で分かりやすく、安心感があります。

え、お医者さんが書いてるん!?
そりゃ説得力あるわー
1.この本のここが凄い!

オジさん、この本って、まとめるとどんな本なん?
ウチでもわかるように、魅力を一言で教えてほしいよ~

この本を一言で言うと、
「職場のちょっとした生きづらさを、丁寧にすくいあげてくれる物語」なんです!

主人公の松久奏己(まつひさかなみ)が働く会社・ライトクには、総務部の中に「クリニック課」という部署があります。
そこには医師と薬剤師がいて、社員が体の不調や悩みを気軽に相談できる環境が整っているんです。

そして今作の第四弾では、さらに「女性相談窓口」が新設されます。
そしてその女性 相談窓口のために 初登場するキャラクターがもう…
すごく個性的でしてね!

婦人科専門のフリーランス看護師で、助産師の資格まで持っているんですが、専門家という以上に、【しっかりとした1人の女性】として かっこいいんです!

え、【しっかりとした1人の女性】?
なにその表現、気になるやん!

その人の言動が、このタイトル「あなたの個性と女性と母性」に直結してくる内容で、物語の核心に触れる部分でもありますので…ここはぜひ、本を読んで確かめてほしいですね〜

う~ん、なんか素敵な女性だってことはわかったよ!(笑)
なぜこの本を読んだのか

てつやまオジさん、なんでこの本を読んだの?
確か このシリーズが好きなんやったっけ?

そうなんです!これはシリーズを通して愛読しています。
第一弾から読み始めて、気づいたら第四弾まで来ていた、という感じ。

よっぽど 好きなんやね〜

このシリーズを読むきっかけは、タイトルの「クリニック課」という言葉が気になったからなんですよ。

会社のなかにクリニックがあるって、どういうこと?って。
読み始めたら、主人公の奏己さんというキャラクターが、どこか自分に重なる部分があって。

オジさんと似てる?

内向的で、目立たないように生きてきた、という人物像なんですが、
「あ、これ他人事じゃないな」と感じてしまって。
それから続けて読むようになりました。

なるほどねえ。
共感するキャラクターがいると、続けて読みたくなるよね。
ウチもそういう感じで追いかけてるシリーズあるもん。

そういう入口って、大事ですよね。
主人公がリアルに生きているから、読んでいると自分ごとに感じられる。
それがシリーズを追いかける理由になっています。
2.かんたんあらすじ

では、あらすじをかんたんに三行で説明します。
ある日、主人公の奏己が、の出社中に倒れる女性を発見。
女性は同じライトクの社員で…
そして、彼女の転倒原因は「女性特有の悩み」に関わるもので、男性医師には相談しにくいという現実が浮き彫りになる。
そこで、クリニック課に「女性相談窓口」が立ち上がり、外部から百戦錬磨のプロフェッショナルが招かれて、さまざまな社員の悩みと向き合っていく…

わかりやすい!
そして、読んでみたくなるなあ~

「女性特有の悩み」ってなんやろ~

クリニック課の医師も薬剤師も男性。
そのため、「男性には話しにくい」病の原因が見過ごされていた…
今回は、そこにメスを入れるという話でした!

デリケートな問題って、医師とはいえ、男性には話しにくいもんね
心に響いたフレーズ
深呼吸は、興奮する交感神経をなだめる効果がある。

てつやまオジさん、この本で「おっ!」って心に響いたセリフとかあった?

それがですね、いくつかあって。
最初に挙げたいのが、このフレーズです。
深呼吸は、興奮する交感神経をなだめる効果がある。

なんかお医者さんに言われてるっぽい!


でもこれ、主人公、松久奏己のモノローグなんです。
人が倒れているという緊急の場面で、主人公の奏己が、自分自身を落ち着かせようとする場面のモノローグなんです。

私がここで響いたのはですね、「なぜ深呼吸が必要なのか」をちゃんと意識することが、落ち着く助けになるという考え方なんです。

意識する?

何かを「やれ」と言われてもピンとこないことって多いじゃないですか。
でも「これにはこういう理由がある」とわかると、自分の行動に納得感が生まれる。

深呼吸ひとつとっても、「なんとなくやる」のと「理由をわかってやる」では、気持ちの落ち着き方が違うという考え方なんです。

たしかに。
「落ち着くのに深呼吸するのがいい」とは聞くけど、なぜいいのかは…
深く考えたことなかったかも

著者の藤山さんが伝えたいのは、「自分の体のことをちゃんと知ること」の大切さなんじゃないかな、と感じました。

そっか~
言われたことをそのままやるより、理由がわかってる方が自分の中で消化できるよね。
体調が悪くて休んでる人の分、頑張ってくれてサンキュー手当

他には、どんなのがあるん?

次のフレーズはですね、「こういう考え方って素敵だなあ~」って思ったこれです!
体調が悪くて休んでる人の分、頑張ってくれてサンキュー手当

え、これってどういう場面なん?
「サンキュー手当」ってなんなん?


これは、小説内の主人公たちが働く〈ライトク〉という会社が導入している「不調休暇」という制度に関連するくだりです。

不調休暇?

このサンキュー手当とは、不調休暇を取った人だけではなく、「休んだ人と同じ部署の社員」にもつく手当なんです!

休んだ人だけじゃなくて、「その部署の社員」にもつく手当?

これは、「休む人だけではなく、休んだ人のフォローをした側にも、ちゃんと報われる仕組みがある」という話なんです。

「休むと周りに迷惑をかけてしまう」という罪悪感って、働く人みんなが多かれ少なかれ持っていると思うんです。

でもこの制度の考え方があると、休むことへの後ろめたさが減り、有休を気兼ねなく使えるのではないか?という考え方なんです!


休む人がいる部署はその時大変やろうし、休んだ人も「休んで申し訳ない」って罪悪感もつやろうし…

それが、その部署全体に手当がつくなら、不平等感や罪悪感も減るかもしれんね!

だから「体調が悪くて休んでる人の分、頑張ってくれてサンキュー手当」か!

著者の藤山さんは、きっと「休むことは悪いことじゃない」というメッセージを、この架空の制度を通して伝えているんだと感じました。

それいい!!
ウチも休みづらいなって思ったことあるもん。
そんな会社に、ウチも入りたいわー

確かに!(笑)
現実の会社でも、こういう発想が広がってほしいですよね。
判断が遅い、行動が遅い、鈍い、何を考えてるかわからないーそう思われてる人の脳内には、それでも一歩前に踏み出そうとしている葛藤があることも。できれば、ほんの少しだけでいいから知ってほしいものだ。

最後に、心に響いたフレーズ、もう一つ聞きたい!

三つ目のフレーズはこれ!
個人的に一番響きました。
判断が遅い、行動が遅い、鈍い、何を考えてるかわからない
ーそう思われてる人の脳内には、それでも一歩前に踏み出そうとしている葛藤があることも。
できれば、ほんの少しだけでいいから知ってほしいものだ。

「一歩踏み出そうとしている葛藤」か…

これも、主人公の奏己さんのモノローグです。
読んでいて思わず「そうだそうだ!」と言いたくなりました(笑)

外から見えていないだけで、行動するまでの間にたくさんの葛藤がある。
「何も考えてない」わけじゃなくて、むしろ考えすぎているくらい考えている。

でもその過程が見えないから、「遅い」「鈍い」と映ってしまう。

たしかに、他人の過程なんて、注意してもわからんくらい曖昧なものよね


私自身も、どちらかというとそういうタイプなんです。
腰が重い重い(笑)

オジさんは運動不足やからね(笑)

そういう意味じゃない(笑)

しかしその腰の重さは、動き出す前にいろいろ考えているから!
プロセスを誰かに見てもらえないもどかしさ、みたいなものを、この一節がピタリと言語化してくれました。


著者の藤山さんは、「一時の結果だけで人を判断しないでほしい」という思いを込めているんじゃないかなと推測しています。

プロセスに目を向けることの大切さ、というテーマが、この一節には詰まっている気がします。

なんか、ウチも周りから、そう見えてることあるかも?って思えてきたよ~


でもだからこそ、この本は読んだ後に「自分のことを少し許せる」気持ちになれると思うんです。
3.まとめ

ではまとめとして、この本を読んで得られたことを説明させてください!
今回の話には、三つのポイントがあると感じています。
★本書の三つのポイント
①「休むことへの罪悪感は手放せる」
働く中で「休んだら迷惑をかける」と思いすぎてしまう人に、「それでいい」という視点を与えてくれます。
②「自分のペースを肯定してもらえる」
判断が遅い、行動が遅い、と感じている人でも、プロセスには価値がある。そのことを、物語の中で丁寧に描いてくれています。
③「女性の身体と心についての新しい視点を得られる」
性差を無視するのではなく、「女性」「母性」「個性」という三つの面から自分を見つめ直す視点が、物語を通じて自然に届いてきます。
読んだことで得られたポイント

この本が伝えたいのは「あなたはそのままで、ちゃんと価値がある」ということなんじゃないかと思います。

職場で「ちょっとしんどいな」と感じる人に、「自分のことをもっと好きになれる」ヒントを与えてくれる、そんな一冊でした。

「迷惑かけるから休めない」って罪悪感は必要なし!

そう力強く、生きていきたい!

そう思えたなら、嬉しい限りです~

うん!ありがとう、オジさん。
今回もいい本紹介してくれて!

こちらこそ、聞いてくれてありがとうございます!

それでは、また次の本の紹介の際にまたお会いしましょう!

またね~
この本が気になった方は、是非下記リンクからご確認ください!
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