
こんにちは、てつやまです!
このたび、2026年度大河ドラマ『豊臣兄弟!第25話「変事の予兆」』を視聴しました!

スノ子で~す!
てつやまオジさん、今回もよろしく~
1.かんたんあらすじ

オジさん、25話観たけど、なんか今回めちゃくちゃ重い回やったね…
織田家から追い出されたり、父娘の別れがあったり…


今回は本当に「別れと予兆」というものが詰まった回でしたね!

かんたんに整理すると、
まず織田家の重臣・安藤守就が信長から追放される。
それが小一郎の妻・慶のお父さんなんです。
だから小一郎にとっては、義理の父との別れでもあって…

肉親との別れ、辛い場面やん…
その他には、何があったん?

他には、明智光秀と織田信長の間に、亀裂が入り始めるんです。

とうとう来たか…
ちなみに何が原因で?

「長宗我部元親の四国支配の是非」が原因です。

表向きは華やかな安土城の宴や馬揃えがあるのに、その裏でじわじわと「本能寺の変」の予兆が積み重なっていく…

タイトルの「変事の予兆」がそのままテーマになっている回でした。
2.心に響いた名場面

オジさんが今回一番心に響いた名場面は、どこやったん?

私が一番心に響いたのは、小一郎のこのセリフ!
「離れていても縁は切らぬ。いや、切れぬのです」

「縁は切れぬ」…か。
たしかに、切っても切れないもんね、人との縁って。

でも、これってどういう状況?

小一郎の妻・慶の父、安藤守就(もりなり)に「織田家への裏切り」疑惑が出て、信長から追放処分が下ったんです。


追放処分!?
妻の父親がそんな処分を受けたら、小一郎は黙っていられないんじゃない?


しかし、小一郎の奮闘空しく、処分は撤回できない…

娘婿の家に迷惑をかけられない。
そう考えた義父の安藤守就が「縁を切って出ていく」と言いいます。
一方で、妻の慶は「縁を切りたくない」と詰め寄る。

この二人が真正面からぶつかっている場面なんです。


かなり緊張感のある場面やね

小一郎としては、義父に残って貰いたい。
しかし、「重荷になるくらいなら出ていく」という、彼の誇りも理解できる…

そこで、小一郎が出した答えが、
「義父が出ていくのは止めない、けれど、離れていたって縁は切らない」。

つまり「縁は切れないもの」という、第三の道だったんです!

あ~、どっちかの肩を持つんじゃなくて、両方を立てるってこと?
それってすごく難しいよね。

そう!そしてこれが、「豊臣秀長」の真骨頂なんです!

「どちらが正しいか」の二択を迫るんじゃなくて、お互いの意志と誇りを受け止めた上で、第三の道を丁寧に探っていく。

これは玉虫色の回答のような、その場しのぎな応対ではなくて、お互いのことを本当に大切にしたいという気持ちから、導き出した答えなんです。

なんか、上司とか親とかの板挟みになったことある人に刺さりそうな場面やね…
ウチも思い当たる節があって、ちょっと胸が痛いわ。

そしてこの場面は、単なる「調整力」というビジネス的な言葉では表しきれない、人間としての誠実さを描いていると思うんです。

だから観ていて苦しいけど、温かい。
そういう名場面でしたね。
3.「この話のここが凄い!」3選
①安藤守就という男

今回追放された安藤守就(もりなり)って、そもそもどういった人なん?


解説しましょう!
安藤守就は、戦国から安土桃山時代にかけての武将で、美濃国(今の岐阜県あたり)の北方城主です。

「西美濃三人衆」の一人として知られていて、それがまず大事なポイントなんです。

西美濃三人衆…とは?

西美濃三人衆とは、安藤守就・氏家直元・稲葉良通の三人のことを指している異名で、嚙み砕いて言うと、美濃国の最有力武将グループといえますね。

もともと斎藤道三亡き後の美濃を支えていた重鎮たちで、「国衆(くにしゅう)」と呼ばれる、半ば独立した存在でもあったんです。

国衆?

国衆とは、大名の家臣でありながら、自分の土地・軍・税収を独自に持っていて、主君と言えども、無下にはできない存在でした。

へえ〜!かなりの影響力を持っている人たちなんやね。

で、その西美濃三人衆が、美濃から信長方についたと?


永禄10年(1567年)、信長が稲葉山城(のちの岐阜城)を攻略するとき、この三人衆が内応。
つまり城の中から裏切って信長に協力したわけで、これが美濃陥落の決定打になったんです。

だから信長にとっても、安藤守就は「美濃攻略の功労者」でもある。

そんな大事な人を追放するって、どういうこと???

その「追放理由」が今回のドラマの核心でもあります。

史料の『信長公記』には、追放理由に関しては、
「信長公が苦境に立たされた折に、野心を抱いたためである」
と簡潔に書かれているだけで、具体的な理由はほとんど明かされていないんです。

ドラマでは「守就の息子・安藤定治が武田家と通じていた」という、他の二次資料で出てくる案を採用していました。

なるほどねぇ〜


個人的には、安藤守就の
「案ずるなああああ!わしは、美濃の、熊殺し じゃぞおおお!」
という掛け声が、戦国時代の男親の悲哀を感じました。

へ?なんだって?
「熊殺し」?

詳しい内容は是非ドラマで確認してもらいたいのですが、
安藤守就が小一郎たちのもとから去り際の言葉。
その掛け声が、笑いの中に悲しみが滲んでいて、ものすごくよかったんですよ。

気丈に明るくふるまっているのに、その後ろ姿にぐっと来るっていう…

男親の哀愁というか、「心配かけたくない」という父親の不器用な愛情みたいなものを感じましたね。

セリフからは想像できんね(笑)
でも、いつの時代でも、「お父さん」って存在は、子どもに心配かけたくなんやろうね…
②秀吉と佐久間信盛の関係性

安藤守就の前に追放された「佐久間信盛」って人も気になったわ。
なんか秀吉が、追放時見送りに来てたよね?
あの二人って、なにか関係性があったん?


これはドラマを観ていて「あれ?」ってなった人も多いと思います。

結論から言うと、二人が個人的に親しかったという記録は、史実として残っていないんです。

え、そうなん?
じゃあなんで見送りに来てたん?

その点を考察する前に、佐久間信盛という人物を少し解説したいと思います。

彼には「退き佐久間」という異名があります。
これは「殿(しんがり)」——つまり撤退戦で最後尾を守る、最も危険な役割を何度もこなした武将に贈られて讃え言葉なんです。

「退き佐久間」って、「すぐ撤退する」って意味の侮辱じゃなかったん?
へぇ…讃えた言葉なんやね!

たしかに撤退戦における殿の重要性って、大河ドラマ『豊臣兄弟!』でも、「金ケ崎の退口」で表現されてたもんね!

「木綿藤吉、米五郎左、かかれ柴田に退き佐久間」という表現が広く知られていて、織田家における佐久間信盛の評価がわかります!

そんな表現があるんや!
魔王の部下の四天王みたいな感じでカッコいいやん!


つまり信盛は「織田家の筆頭家老格」も務めた重鎮。
しかし、信長の「成果主義」の中では、評価が追いつかなかった面もあった。

一方の秀吉は農民出身の新参でありながら、成果で抜擢されていった人物。
構造的にはむしろ対照的な存在なんです。

ほうほうほう…
ん?そんなに対極的な存在同士なら、じゃあ結局、大河ドラマで秀吉が佐久間信盛のことを見送りに来てたのは、なんでなん?

これは考察なんですが、あれは「二人の関係を描きたかった」というより、
秀吉という人間の魅力を表現したかったシーンだと思うんです。

秀吉の、人間としての魅力を描きたかったってこと?

「ながらく世話になった。この先も達者でおれ」
秀吉が、信長の伝言だと佐久間に伝えた言葉。

信長が本当に、そう発言したかどうかわからない。

おそらく佐久間信盛自身、秀吉がついた優しい嘘だと感じた。
だから「この人たらしめ」と苦笑したのではないか…と

優しい嘘、か…

そんな「敗者にも優しい秀吉」を描くための、佐久間との別れの演出だったんじゃないかと感じたんです。

たしかに、秀吉って典型的な「人たらしキャラ」やもんね。
負けた側や追われた人にも優しくできる、みたいな。

そしてナレーションで
「佐久間信盛は高野山に入り、その後秀吉と会うことはありませんでした」
と流れるんですが、この言い方と状況が切なくて…

再会の約束みたいなものを匂わせておいて、ナレーションでスッとそれを閉じる。
刹那を生きる人間の、まるで線香花火のような演出でした。

静かに散りゆく花火…そうかあ…

あとこれは蛇足なんですが…
佐久間信盛の紹介にも使われた「筆頭家老」ですが、
調べたらこれ別に信長が「今日からお前が筆頭家老ね」って任命した訳でもなく、
また織田家に「家老職」が公式にあるわけでもなかったみたいなんですよ。

え!?じゃあなんなん筆頭家老って!?
自称?

自称ではないでしょう(笑)

この「筆頭家老」という表現は、後世の便宜的呼称であり、織田家家臣の中での「軍団長クラスの重臣」が筆頭格だっただろうと推測した呼び名なんです!

そのため、時期によっては「筆頭家老」が複数人いる場合もあります。

「筆頭」なのに一人やないん!?
それは知らなかったわぁ~
③明智光秀・長宗我部元親・小一郎の関係性

今回、長宗我部元親って人も出てきたよね。
なんか馬揃えの場面で小一郎と話してたけど、あの人って何者なん?

長宗我部元親は、土佐(今の高知県)の戦国大名で、四国を統一しようとしていた人物です。

そして彼と明智光秀の間には、信長と出会う前からの深いつながりがあったんです。

へえ〜!
どういうつながりなん?

元親の正室の出自を辿ると、明智の重臣・斎藤利三と親族関係にあたるんです。

さらに光秀は長宗我部氏との外交の取次役も務めていた。

つまり、ビジネスだけの関係じゃなくて、血縁・外交・友情が絡み合った深い仲間意識があった、と言っていいと思います。

そっか〜。じゃあ光秀が、元親を信長に紹介した流れも納得やね。

ところで、「馬揃え」って何なん?
なんか派手なことしてたけど。

馬揃えというのは、軍事力と権威を誇示するための大規模な観兵式・軍事パレードです。

天正9年(1581年)に京都で行われた「京都御馬揃え」では、織田家一門から重臣、公家まで総勢4000名以上が参加した、超大規模なイベントだったんですよ。

4000人!?すごっ!
「軍事力と権威」ってところ、もっとくわしく教えて~!


この「京都御馬揃え」、専門家の間では「軍事力の誇示」や「朝廷へのアピール」「天下統一目前の宣言」などが目的だったという説があります。

「天下統一目前の宣言」?
たしかに、もう信長様に逆らう勢力も数えるほどやろーし!

私としては、馬揃えの目的が、「安土城が完成して、天下一統が目前の祝賀の場」という側面があってほしいな、と思っているんです。

また新しい目的がでてきた!?

なんでそう思うん?

もしそうであったなら、その後の「本能寺の変」で、本能寺というお寺に宿泊する信長の警備が、あまりに薄かったことの説明にもなりそうですし

あ〜!確かに!
お祝いムードのときって気が緩むもんね……

話は変わるんやけど、親し気に会話していた、小一郎と長宗我部元親って、もしかして再会とかするん?

スノ子さんは、覚えていますか?
あの馬揃えでの長宗我部元親のセリフ。

どのセリフ?
「戦は好きか嫌いかでやるもんじゃない」「四国を一つにするのは我ら土佐の大願」

ああ覚えてる!小一郎がその後「ご武運を」って応援してたね

信長亡き後の史実では、豊臣政権が、四国地方に対して「全域の服従」を要求するんです。しかしそれを、元親が断る。

長宗我部元親は、豊臣政権と対立する?
そうすると…

戦になる。
そしてその戦で総大将を務めるのが…小一郎なんですよ。

え!!あんなに平穏が好きな二人が戦うことになるん!?

そうなんですよ…
戦国乱世の激動さが、この邂逅の場面一つに凝縮されているような、そんな気がしました…

そっか…

一方、信長が元親の四国支配を認めないって、最後の場面で光秀に伝えてましたよね?

そのことが、明智光秀をじわじわと追い詰められていく描写…
次の展開への、不穏な空気が漂っていました。

そういえばそっちの問題もあったね…
4.今後の展開予想(考察)

次回のタイトルが「信長を笑わせろ!」やったけど、なんかコメディっぽいタイトルやね?

そうですね…
でも私の読みとしては、コメディ回に見せかけたシリアス回なんじゃないかと思っていて。

え、なんで?

今回の25話を観ていると、追放者が相次いででましたよね?
その状況下では、家臣たちは「次は自分か?」と疑心暗鬼になる。

そーやね

そんなチームに「笑い」なんて、起きるわけがありません。

つまり、自然発生しない状況下で、それでも「信長を笑わせなければならない」くらいひどい話になる。そう感じました。

「笑わせろ!」ってタイトルには、「笑わせないと危ういなにか」があるってことか…

あと私、このお題「信長を笑わせろ」ってお題を出したのは、お市の方なんじゃないかと思っていまして。

お市の方が?なんでそう思うん?

今回の話で、昔からの重臣たちを追放した後、お市の方って、兄・信長の精神状態を心配そうに見ていた場面を覚えていますか?
そのことが決めてですね。

あ〜!「兄に笑ってほしい」みたいな気持ちがあって、そこから発展する話なのかも。

お市の方って、時々そういうお茶目な行動しがちやもんね。


ほのぼのとした動機から始まって、でも裏では不穏な流れが続いている—
そういう対比を描く回なんじゃないかという気がしています。

いずれにせよ、目が離せない展開ですね!

うん!来週も楽しみ〜!

それでは、また大河ドラマ『豊臣兄弟!』の感想ブログでお会いしましょう!

またね~
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