
こんにちは、てつやまです!
このたび、2026年度大河ドラマ『豊臣兄弟!第24話【軍師官兵衛!】』を視聴しました!

スノ子で~す!
てつやまオジさん、今回もよろしく~
1.かんたんあらすじ

オジさん、今回はどんな話やったん?

今回はですね、ざっくり言うと
「有岡城と三木城、籠城する二つの城の結末」に、
「羽柴家の黒田官兵衛、再誕!」という感じの話です

「二つの城」に「官兵衛の再誕」!?
なんか一話にてんこ盛りやん!
ウチついていけるかなあ?

複雑そうに見えますが、今回の第24話は「けじめをつける回」という印象でした。
いくつかの因縁が決着して、新しい流れが始まる、そんな構成になっています。

大河ドラマって、たまに「あー、ここが節目なんやろうなあ」ってわかる回あるよね!
2.心に響いた名場面

今回、私が一番グッときたのは、このセリフ!
「助けられなかった命と同じく、救えた命があることを忘れてはならん」

ほうほう。なんかシリアスなシーンっぽいね。
誰が誰に言うセリフなん?

これは、秀吉が、弟の小一郎に向けた言ったセリフです。

有岡城攻略のため、多くの命を犠牲にしないため、自分のできる限りのことはした。
しかし、一抹の不安を感じていながら、その危険性に見て見ぬふりもしていた…
そういった、心残りを悔いる我らが小一郎。

「もっとできることがあったのではないか?」
「こんな結末にしたくはなかった…」
そう嘆く弟に、兄として、秀吉が慰めるシーンなのです。

…そっか。自分の行動が「悲惨な出来事」の引き金となっていたんなら、後悔しない人は、いないかもしれんね…


私も「ああすればよかった」「こうしておけば…」と自分を責めがちなタイプです。
だから今回のセリフは、ドラマの登場人物をとび越えて、自分へ向けた言葉みたいに響いてきました。

それって、具体的にはどういう?

「できなかったこと」をくよくよ考えてしまう人ほど、
「できたこと」を意識的に積み上げていく必要がある。
そういうメッセージを、改めて感じましたね。


なんかそれ、すごいわかる気がする。
ウチも失敗したことばかり引きずっちゃうから…
大河ドラマ観てて、そういう気づきがあるんやね!


そこがこの大河ドラマの面白いところで、歴史のドラマなのに「今の自分」に重なる瞬間があるんです。
あのシーンは、悩んでいる人にとって、本当に助けになるシーンだと思いますよ!

なんかもう一回、観なおしたくなってきたわ~!
3.「この話のここが凄い!」3選
①有岡城の顛末と荒木村重

まずひとつ目のおすすめポイントは「有岡城の顛末」です。
そこで改めて、荒木村重という武将のことから説明させていただきます!

よろしく~

荒木村重はですね、織田信長の有力な家臣、今でいうところの
「中途採用の即戦力社員」だった人物です。

「中途採用の即戦力社員」って表現わかりやすい(笑)

ところが突然、信長に反旗を翻して長期間籠城。
その顛末が、今回の話で描かれたんです。

信長様に評価され、しかしその恐ろしさから裏切った…そういう人なんやね。
でも籠城って、そんなに長くもつもんなの?

実際、史料を見ると、およそ一年という長い期間粘っています。

ここで少し歴史の話をすると…
当時の一次史料『信長公記』には、有岡城落城後に何が起きたか、かなり詳細に記録されています。


「親族が連帯責任で犠牲になった」人数で言えば、日本史上最大規模だとも言われています。

え……それ、ヤバいやん。
ドラマではどう描かれてたん?

ドラマは「信長はみせしめとして残された者たちを皆殺しにしました」というナレーションが入る形でした。
史実ではもっと具体的な数字が残っています。
「身分の高い侍の妻子およそ120名が磔により銃・槍で皆殺し」
「下級武士の妻子および郎党およそ500名が焼死」。
そして、「村重の妻・だしを含む一族30余名が京都六条河原で斬首」
(『信長公記』からの情報)

600人以上の関係者たちが、連帯責任で皆殺し…凄惨すぎる

ドラマはその悲惨さを直接的に映さず、ナレーションと小一郎の表情で表現していて…あの表情は本当によかったです。

そりゃあ、映像で全部見せるのは、ショッキングすぎるもんね。
観てる側も、その凄惨さを受け止めるの、大変やったんやない?


それでですね、「荒木村重」について、もうひとつ、面白い視点がありまして

なになに?

村重はなぜ逃げたのか、という問題です。

ドラマでは「死にとうないんじゃ」というセリフで描かれていて、命が惜しくて逃げた、という描き方でした。

でも史料を調べると、毛利方に宛てた書状が残っていて、
そこには「援軍を一刻も早く」という記述があるんです。

え!じゃあ、逃げたんじゃなくて、援軍を迎えに行こうとしたってのが、言い訳じゃなかったってこと?

その可能性もあるんですよ…
近年の研究でも、「単純な逃亡ではなく、戦略的な行動だった可能性」が指摘されています。

もちろん、ドラマが描くように「自分の命が一番大事だった」という側面も否定はできません。
ただ……本気でひっくり返そうとしていた可能性も、史料を読むと残るんですよね。

なんか、歴史って一面だけじゃないんやね。面白いわあ!


ドラマはひとつの解釈を提示していて、史料はまた別のことを示唆している。
その「ズレ」を楽しむのも、大河ドラマの醍醐味だと私は思っています。

ちなみに完全に蛇足ですが、荒木村重が籠城中の黒田官兵衛に、知恵を貸してもらおうとしている場面がありましたが、スノ子さんは覚えていますか?

あーあのシーンね!
覚えてるよ~

あの地下牢のシーンを観ていたら、思わず米澤穂信さんの小説『黒牢城』を連想してしまいました!


『黒牢城』!?
たしか、今年(2026年)の6月に映画化されてたよね!

その通り!
しかも、『黒牢城』での黒田官兵衛役が、なんの因果か「菅田将暉」さんなんですよ~!

菅田さんって、竹中半兵衛やなかったん!?
あれ?

またまたその通り!
つまり、大河ドラマ『豊臣兄弟!』では竹中半兵衛役、
映画『黒牢城』では黒田官兵衛役ってことなんです!

なんだってー!?

一部ネットでは、
「大河ドラマ『豊臣兄弟!』の竹中半兵衛として死んだ菅田将暉さんが、映画『黒牢城』では黒田官兵衛に〈転生〉した!」
なんて話題になっているくらいなんです!

本当、楽しみ方って無限大なんやね!
②三木城の顛末と別所長治

ふたつ目のおすすめポイントは「三木城の顛末」です。

この話題の主役は、別所長治という人物。
大河ドラマの内容としては、史実ときっちり対応している描き方でした。

別所長治…初めて聞いた名前やわ。
どんな人なん?

この人物はですね、播磨の大名で、織田方についていたのに突然離反した武将です。

そして「兵糧攻め」という戦法で二年近く包囲されたあと、城兵・領民の命と引き換えに自ら命を絶った人物でもあります。

自分が死ぬことで、みんなを助けたってこと?

そうなんです。
しかも長治はこの時、20代前半だったんですよ。

若い城主やったんやね~

この長治には二人の叔父がいて、それぞれがまったく逆の意見を持っていた。
そのため、若くしてその板挟みの中で判断しなければならなかったんです。

うわー、それはしんどいわ。
今でいう、「意見の全然違う上司ふたりから同時に指示が来る」みたいな感じ?

そのたとえは的確ですね!

私も若い頃、職場で正反対の意見を持つ上司ふたりから、同時に別々の指示をもらって、本当にしんどかった記憶があります…

だから、長治のことがすごくリアルに感じられました。
「こんな若さで、あんな重い決断をしなければならなかったのか」と思うと、ドラマのシーンがより胸に刺さりました。

確かに!歴史の人物も、同じ人間やんね。
悩んで、迷うのも当然よね


ドラマでは荒木村重と対比するように描かれていたのも印象的でした。
逃げた村重と、残って死を選んだ長治。

どちらが正しいとは、言いたくはありませんが、その対比が今回の話を立体的にしていたと思います。

あと余談ですが、別所の一族の中で、秀吉側についた、忍成修吾さん演じる「叔父・重棟」。この人物は、その後豊臣家に仕え、大名にまで出世しているんですよ。

へえ!生き残った人もいたんや。
同じ一族でも、別れ道があるんやね。

そうなんですよ。歴史って本当に、当事者ひとりひとり、人生の物語ですよね。
③黒田官兵衛、復活!

そして三つ目、これが今回のメインといってもいい「黒田官兵衛の復活」です!

有岡城に幽閉されとったもんね…官兵衛さん


荒木村重説得のため有岡城に訪れた前回。
そこで捕まってしまった官兵衛。
裏切者扱いを受け、息子で人質の松寿丸の命の危機や、地下牢での凄惨な生活…

そんな境遇からの復活なら、盛り上がる展開よね!

盛り上がりましたよ!
そして、「これからは小寺ではなく、黒田官兵衛としてお仕えしたくございます」というセリフ。

これは、史実からみても面白い、とてもいい場面なんです!

どういう意味?

官兵衛の氏「小寺」とは、官兵衛の祖父、黒田重隆を高く評価していた戦国大名・小寺氏が与えた〈下賜姓〉でした。

御祖父さんが優秀だったために貰った「ご褒美」的なものだったってこと?


つまり、小寺姓を名乗るということは、小寺のグループに属す存在だということ。

それを変えること(正確に言うと黒田に戻すこと)は、小寺氏から飛び出して、織田家、ひいては「羽柴兄弟に全力で味方する」という意思表示にもなるんですよねえ~

へえ~そういう背景があるんやね!

ところでこのあと黒田官兵衛って、どんな活躍があるん?
ちょっとだけ教えてよ~


それがまた面白くて!
一番有名なのは「中国大返し」ですね。

中国大返し?

本能寺の変が起きた際に、秀吉たちが信じられないスピードで京に引き返した、あの作戦です。

官兵衛はその際に、敵である毛利家との和睦をまとめ上げ、そしてもし毛利が攻めてきた時の殿役という重要な役割を果たしています。

それ以外でも、「信長が生きている」という情報を流したり、進軍のための兵站や整備などにも貢献。

これほど多数の仕事を担っていたということは、「指示待ちではなく、自分で動ける参謀」だったということがわかりますね!

おお!それはかっこいい!ドラマでも今後そのあたりが描かれるん?

それは間違いなく!

ちなみに今回、官兵衛と息子の松寿丸の再会シーンもありましたね。

親子再会の、胸が熱くなるシーンやったね~

「一人にしてすまんかった。これからはずっと一緒じゃ」というセリフが、もうお父さんしてて最高でした。

それな!

あと蛇足ですが、官兵衛と息子・松寿丸(のちの黒田長政)の関係についても少し補足しておきます!

史実では、表向きは良好で、長政は晩年の遺言書の中で父の武功を語り継がせようとしているほどです。

父を誇りにする息子って感じなんやね!

ただし「偉大すぎる父の影の中で生きた息子」という屈折も、間接的な史料から読み取れるんです…

そのあたりの関係性も、今後ドラマで描かれるかもしれませんね。

なんか、親子の話って、時代が変わっても同じなんやね。
4.今後の展開予想(考察)

さて、今後の展開考察です!
次回のタイトルが「変事の予兆」で、「本能寺の変まで後2年」というナレーションがあっ……正直、めっちゃ怖かったです。

本能寺の変って、あの有名な「信長が討たれる」やつだよね!?いよいよやん!


そしてですね、次回予告には「粛清が始まる」というナレーションが入っていまして!

これはおそらく、天下統一が近づいた信長が、身内の中で
「目障りな人物を排除する口実」を探し始めた、ということだと思います。

今まで信長に仕えてきた家臣たちが危ないってこと?


これまでは信長の周りが敵だらけだったから、家臣たちに対してある程度気を使う必要がありました。

気を使ってたん!?
いままでの言動で!?

ワンマン経営なりに、父親である織田信秀時代からの重臣たちには、やはり無茶は通せなかったんです、あんなんでも(笑)
例) 林秀貞への処遇:謀反を赦免して24年間使い続けた事実
林秀貞(はやしひでさだ)…織田信秀に重用され、嫡男・信長の後見役でもあった人物。
林秀貞は、弟の林通具とともに、信長の弟・信勝(信行)擁立を企て、実質的に信長と敵対。
しかし稲生の戦い(1556年)後に赦免される。
稲生の戦い後に赦免された秀貞は、それまで通り織田家の家宰として清洲同盟の立会人を務めるなど、外交や行政面を中心に活動しており、永禄11年(1568年)に信長が足利義昭を奉じて上洛した際に信長の重臣と義昭の重臣が交わした起請文では、「秀貞が1番」に署名している。
謀反に等しい行為をしながら、その後24年間も重臣として使え続けた。
これは「信長が老臣を無下に扱えなかった」という行動上の証拠だと推測。

しかし、天下一統が見えてくると、そのたがも外れる。
「もう逆らえる者はいない」という状況になると、人は変わっていくものかもしれません。

権力って怖い…
それ、信長みたいな人だけじゃなくて、なんか今の時代にもありそうな話やわ。


それにですね、個人的に気になったのは、演出の意図として
「小栗旬さん」「粛清」というキーワードが並んだとき、
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を強く連想したんですよ。

あちらも「仲間がどんどん消えていく恐怖」がテーマのひとつでしたし、もしかして意図的にそのイメージを重ねているのかな、と。

あー!『鎌倉殿』ね~
確かに似てる雰囲気あるよね!
そういう演出の意図まで考えるの、面白いな~!

大河ドラマは歴史を描きながら、現代の私たちへのメッセージも込めている。
次回も見逃せないです!

今日も色々教えてくれてありがとう、てつやまオジさん!

改めてまとめると、今回の第24話は
「人の選択と、その結末」「仲間に寄り添うことの意味」「復活と新たな始まり」
という三つのテーマが重なった、非常に見応えのある回でした。

それでは、また大河ドラマ『豊臣兄弟!』の感想ブログでお会いしましょう!

またね~
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