後輩が先に昇進して、同期はもう転職した。
帰ったらYouTube見て寝るだけの日々。
そのモヤモヤ、ずっと抱えたままにしていませんか?
「精神的な理由」で会社を辞めた経験を持つ私・てつやまが、「仕事に迷ったとき、背中を押してくれたお仕事小説5冊」を正直に紹介します。
まず一冊、主人公の悩みに、「あなたの悩み」を重ねてみませんか?

やる気が出ないんじゃなくて、やる気を出していい理由を探している
「やる気が出ない」と感じているとき、実はこんな状態なんじゃないですか?

「やる気を出して変わりたいけど、自分が変われる確信が持てない」
だから誰かに後押ししてほしい。
主人公と一緒に悩むことで、その答えが少しずつ見えてくる。
それがお仕事小説を読むメリットです!
30代に効くお仕事小説5冊の紹介
1冊目『はい、総務部クリニック課です』藤山素心/「繊細で人目が気になりすぎる自分」に共感できる一冊
あらすじ:
入社7年目の松久奏己は「出ない杭は打たれない」がモットー。
地味に働いてきた彼女は、ある日社長肝いりの新部署【クリニック課】に異動になる。
そこで、変わり者のイケメン医師と、チャラ系薬剤師と一緒に働くことに…
読んだ感想:
主人公の「人見知り」で「周りの目が気になる」性質に、「あ、これ、俺かも」という感覚で共感しました。
そんな彼女が、クリニック課に訪れる「心身の悩みを抱えた社員」に、精一杯寄り添う様子には、じんわり元気をもらえます。
読んで気づいたこと:
繊細で人目が気になる人間が働きやすい職場は、誰にとっても働きやすい職場。
現実の職場がすぐ変わらなくても、「自分にとって居心地の良い環境ってなんだろう」と考えるきっかけになります!
→ 詳しい内容が知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
『はい、総務部クリニック課です。』藤山素心/仕事と健康を両立する仕組みのヒントが得られる!

主人公の奏己ちゃん、人見知りで周りの目が気になりすぎるんやろ?
そんな主人公だと、読んでてしんどくならん?

そこが不思議で、しんどくならないんですよ!

その理由は、繊細なまま無理に変わろうとするんじゃなくて、
そのままの自分で前に進んでいく話だからかと思います。

読み進めるたびに「自分も、これでいいのかも」って思えてくる感じで。

なるほど〜、それやったら読みやすそう!
2冊目『シルバー保育園サンバ!』中澤日菜子/「何歳からでも、人生はやり直せる」と感じたい人へ
あらすじ:
定年退職後、妻から離婚を言い渡され孤独になった主人公・銀治。
人付き合いが苦手で、特に女性と子どもが大の苦手。
そんな彼が、シルバー人材センターの仕事で保育園に関わることに。
渋々向かった保育園で、次々と起きるハプニング。
でも、その対応が認められ、気づけば嘱託職員に!?
子どもたちとの日々の中で、銀治の心が少しずつ変わっていく。
読んだ感想:
「人付き合いが苦手なまま歳を重ねてきた人間が、変わるきっかけをつかむ」話は、30代にもめちゃくちゃ刺さります。
30年後の自分がどう生きたいかを通して、今を考えるきっかけになる一冊。
読んで気づいたこと:
主人公・銀治と自閉症の園児・大翔くんとの触れ合いを通じて、
「障害のある人も自分の”隣人”なのだ」と改めて感じました。
まだまだ知らない世界がある。
その気づきに、視野がちょっと広がる感覚でした。
→ 詳しい内容が知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
『シルバー保育園サンバ!』中澤日菜子/人生はいつからでも再スタートできる!


これって”定年後”の話なんやね。
なのに30代が読んでも刺さるん?

主人公は確かに定年後の年代。
ただ、「人付き合いが苦手なまま変わるきっかけをつかむ」という話は、30代にこそ刺さるんじゃないかと思います!

“将来の自分”みたいな感じで読み進める感じで!

あー、なるほど!
今のうちに将来を見据えて読んでおく感じか。

3冊目『転職の魔王様』額賀澪/「今の働き方のままでいいのか?」に答えが出ない人へ
あらすじ:
パワハラで入社3年を待たずに退職した未谷千晴。
働く自信と希望をなくした彼女が、転職活動を通じて「転職の魔王様」と異名を持つキャリアアドバイザー・来栖嵐と出会う。
面談初日から不躾な態度の来栖に戸惑いながらも、千晴は少しずつ変わっていく。
読んだ感想:
主人公の千晴に素直に感情移入できました。
転職希望者たちと出会い、来栖の働く姿勢を目の当たりにするうちに、気づいたら自分自身の働き方も見直したいと自然に思えていました。
読んで気づいたこと:
「転職しなければ」という煽りじゃなくて、「転職という選択肢を知る」という静かな気づきを与えてくれる一冊です。
モヤモヤに、答えじゃなくて、「自由な選択肢」を与えてくれる感覚。

転職の話って、読んでて追い詰められる感じはなかった?

全然なかったですよ。
転職しろって煽ってくる感じじゃないんです。
読んでるうちに「転職って選択肢のひとつに過ぎない」って自然に思えてくる。

主人公の価値観が変わっていく過程も読みどころ!
読み終わった後に、自分の働き方もちょっと見直したくなってたんですよね。

4冊目『答えは市役所3階に 2020こころの相談室』辻堂ゆめ/「誰かに話を聞いてもらいたい」気持ちを持つ人へ
あらすじ:
市役所に開設された「2020こころの相談室」。
そこに持ち込まれるのは、切実な悩みと、誰かに気づいてもらいたい想い。
二人のカウンセラーが、それぞれの「答え」を見つける手助けをする物語。
読んだ感想:
相談者の心のモヤモヤを「突き止めよう」とする女性カウンセラーに、
年配の男性カウンセラーが苦言を呈する場面が印象的でした。
2人の価値観のぶつかりを通して、
「完璧に正しい答えというものは存在しないんだな」と感じました。
読んで気づいたこと:
しんどい状況になったとき、「心のモヤモヤを吐き出せる場所を知っているかどうか」は、思った以上に大きな違い。
30代の今から、そういう場所を知っておくことの大切さを、この本は静かに教えてくれます。

市役所に「こころの相談室」って、なんか敷居高くない?
悩みを打ち明けに行くって、尻込みしそう…


悩みを打ち明けるって、勇気がいりますよね?

ただ、この物語を読むと、相談に来る人たちが、
意外と自分と近い悩みを持ってることに気づくんです。

「悩みを誰かに話すって特別なことじゃないんだな」
そういう感じに、自然と思えてくるんですよ。

5冊目『咲良は上手に説明したい』滝沢志郎/「自分には武器がない」と感じている人へ
あらすじ:
台風で混乱する横浜駅で、アルバイト駅員の咲良は一人の女性・浅倉響と出会う。
浅倉の端的でわかりやすい説明に衝撃を受けた咲良は、浅倉が働くマニュアル制作会社「FTC」に入社を決めて…
読んだ感想:
「テクニカルライター」という職業の存在を初めて知りました。
「正確に、わかりやすく伝える」ことの奥深さが、読み続ける推進力になりました。
読んで気づいたこと:
「上手に伝える」スキルは、どんな職種にも通用する人間力の基礎。
上司への報告も、部下への指導も、全部このスキルが根っこにあります。
30代の今から磨いても遅くない。そう思えた一冊です。

テクニカルライターって初めて聞いたよ~
取扱説明書を作る仕事ってこと?

地味そうやけど小説になるん?


そう思いますよね~
でも、読み始めたら止まらなくなるくらい面白いんです!

「正確にわかりやすく伝える」って、実はめちゃくちゃ奥が深い世界なんですよ。

そのスキル、30代の仕事にも直結すると確信しました!

職場での報告とか指導とかで、めっちゃ重宝しそうやね~

迷ったらこの1冊

たくさん教えてもらったから、どれから読もうか迷うな~

そんな方にはこれをおすすめします!
『はい、総務部クリニック課です』

最初に読むべき理由は3つ!
・等身大の主人公で、自然に自分を重ねながら読める
・疲れているときでも、すっと読み進められる読後感の軽さ
・「自分にとって居心地の良い環境ってなんだろう」と考えるきっかけをくれる

読み終えたあとに「明日ちょっとだけ頑張ってみようか」と思えるはず!


疲れてる時でも読みやすいって、ポイント高いよね!
ここまで読んでくれたあなたへ
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
それでも「読まないかも……」と思っちゃいましたか?
そんな時は、とりあえず手元に本を取って置くところから始めてみませんか?
そして、気が向いたときがくれば、最初の1ページをめくってみてください。
その最初の行動が、「このままでいいのか?」という悩みから一歩前進させてくれるはずです!
忙しい日々の中で、ふと本を手にとった夜。物語がきっと話しかけてきます。
「まだまだ全然、遅くない」と。
今回紹介した5冊は、いずれもAmazonや楽天ブックスで購入できます。
気になった1冊から、ぜひ手にとってみてください。


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