
こんにちは、てつやまです!
このたび、2026年度大河ドラマ『豊臣兄弟! 第28話【急げ!秀吉】』を視聴しました!

スノ子で~す!
てつやまオジさん、今回もよろしく~
1.かんたんあらすじ

オジさん、今回はどんな話やったん?

今回は、本能寺の変が起きたあとの回でした。

信長の死を知った面々。
明智軍に追従する者たちを抑えるべく、小一郎が奮闘する回だったとも言えます!

小一郎の奮闘かあ~
兄の秀吉さんはどうしてるん?


秀吉軍は、播磨で毛利と和睦の交渉中!

毛利側に悟られずに京へと急ぐ秀吉と、遠く離れた場所から必死に兄を支える弟・小一郎。
この兄弟の呼吸があった連動が、とにかく見どころでした!

兄弟で力を合わせて乗り切る回ってことね!
なんかもうそれだけでワクワクやん!

そして、「羽柴兄弟の絆の象徴」であるアイテム、「草履」も再登場したんです!

「草履」!?
秀吉と小一郎、そして草履と言えば…!?

その話は、〈③ついに伏線回収!草履に込められた羽柴兄弟の絆〉で、たっぷりとしますね~!

またもったいぶって!(笑)
2.心に響いた名場面

今回一番心に響いた名場面は、細川藤孝と小一郎の、この掛け合いです!
細川藤孝「いくら思い描いたところでそんな真似ができると真に思うておったのか?」
小一郎「思っておりました。兄者なら走り続けると」

おお〜…
でもごめん、ウチ「藤孝」って人が、まずよくわかってないんやけど、誰?

細川藤孝(ほそかわふじたか)。
もともと足利将軍家に仕えていた教養人で、明智光秀の同僚。

主を信長に変えた後でも、光秀と肩を並べる立場で活動していた人物です。

織田家での、光秀との関係性は、上司と部下というより、対等に近い協力関係にあった武将なんですよ。

へえ〜!
じゃあ光秀さんとはめっちゃ仲良しやったん?

そうだったと言われています。
その証拠として、藤孝の息子・忠興の妻は、光秀の娘の玉(のちのガラシャ)です。

自分の子供たちを結婚させるほどの間柄。
やっぱり、繋がりは強かったみたいやね〜

「本能寺の変が起きるまで」は、かなり近い間柄だったと見られています。

だからこそ、光秀にとって、本能寺の変を起こした後、最も味方につけたかった人物だとも言えるでしょう。

なるほど〜
そんな重要人物だった藤孝さんが、敵になりそうな小一郎と会っている場面…
光秀 さんが知ったら、気が気じゃないやろ〜ね


そして史実では、明智軍に味方しなかった藤孝。

「なぜ親しい間柄であった光秀の味方をしなかったのか?」

その細川藤孝の決断した理由付けとして、この小一郎との掛け合いが、100点満点のエピソードだと感じました!

史実を知っているからこそオジさんに響いた、って訳やね!
3.「この話のここが凄い!」3選
①なぜ細川藤孝は明智光秀を見限ったのか?三者の関係性から読み解く

「この話のここが凄い!」3選、1つ目は、光秀と藤孝、そして小一郎の関係性の描き方です。

ドラマでは、小一郎が「明智殿を救えないか」と、藤孝に尋ねる場面がありましたよね?

うんうん、あったあった!
あれ、史実なん?

私も気になって調べてみました。

結論から言うと、『信長公記』のような一次史料には、小一郎がそう言ったという直接の記述は確認できませんでした。

事件の経過や人々の動きは記録に残っていても、ドラマのような人の内面までは残っていないんですよね。

そうなん?
じゃああのセリフは、完全にドラマの創作ってこと?

「史実として記録がない」という意味では、創作ですね。

ただドラマの中の小一郎は、光秀と関係は良好でした。
そして、小一郎というキャラクターは、「みんな幸せに丸く収まるのが一番」という性格を持っている人物として描かれています。

それを踏まえると、「救いたい」と思ってしまうのも無理はない。
だから私は、「史実と違う!」と切り捨てるのではなく、キャラクター性を活かした、納得感のある演出だと感じました。

「史実と違うから駄目!」じゃなくて、なんでそう描いたんかを考えると面白いね。

ところで、藤孝さんは出家したらしいんやけど、結局あれには、どういう意図があったん?


剃髪して隠居するというのは、当時は単なる引退ではなく、「政治的な立場を明確に切り替える」という強いメッセージを持った行動だったんです。

「政治的な立場を明確に切り替える」?


つまり、明智光秀と細川藤孝には親交があった。
当然、細川は、明智の味方をするものだと思われていた…

しかし、藤孝が出家して隠居したことで、「細川家」の当主は、息子の忠興(ただおき)となる。

その行動が、
①「本能寺の変に及んだ明智光秀と、親交が深かった細川藤孝」
②「そんな藤孝は、細川家の当主を退いた」
③「細川家は明智の動きに関わらない」
そういう意思表示となったんです!

当主の交代が、今まで親しくしていた家同士の断絶を意味していたってことか…


大河ドラマ『豊臣兄弟!』では、小一郎との対談が、藤孝にそう決断させたように描かれていました。

そして、光秀も、本能寺の変を起こした後すぐ、小一郎の身柄を抑えようとしていましたよね?

今回の話を理解するためには、この三者の関係性に注目すべし!って感じってことやねぇ~
②中国大返し、実は”正解”がない?諸説から見える驚異のスピード

2つ目のポイントは、【中国大返し】です。

大河ドラマでは、「備中から姫路までたったの2日」で移動したという描かれ方でした。

ウチ、正直「中国大返し」って何がそんなにすごいんか、よくわかってなかったんけど…
これって結局、どのくらいの距離を移動したん?

これが面白いところで、実は距離や日数は史料によって諸説あるんです。

①「約230km・10日説」
②「約232km・9日説」
③「約200km・8日説」
④さらに秀吉自身の書状にある表現をもとにした「約82km・一昼夜説」
があります。


そんなに説があるんや!

大河ドラマの「備中〜姫路間を2日」は、おそらく「約82km・一昼夜説」に近いんじゃないかと思います。

でも、結局どれが正解なん?

実はどれも「絶対にこれが正解」と言い切れないんですよ。
史料の読み方や、どこを起点・終点にするかで数字が変わってくるので。

ただ共通しているのは、当時としてはありえないほどの強行軍だったという点です。

備中高松城から姫路城までは約100km。
2日で走破したとしても、単純計算でも1日50kmペースになります。

1日50kmって…ウチ、1日1kmも歩かん日もあるんやけど(笑)

運動不足は、私も耳が痛い(笑)

もっとわかりやすい例えで教えて!

たとえば、競歩の世界トップレベルの選手が、時速14〜16kmくらいで進むと言われているんですが、その速さのままでも3時間半ほどかけて歩き続けないと届かない距離なんです。

しかも、当時の武士や百姓の体格で、武具や武器を携えながらの移動です。
補給もしながらですから、どれだけ時間がかかることか…

いかに凄まじい行軍だったかがわかりますよね。

めちゃくちゃ過酷やったんやね!それを達成したってすごいわ!
その秘訣はなんやったん?

大きな要因は、行く先々の補給をあらかじめ手配していたということが挙げられます。

今回のドラマ内でも、小一郎が「上様を播磨までお迎えするため」に用意していた道々の準備を、秀吉軍のために転用するという展開がありましたよね?

遠く離れていて、意思疎通もできない状況なのに、兄の行動を先読みして動く…小一郎、恐ろしい人(笑)

めっちゃ気が利く弟!
よ!弟の鑑!

そしてこの中国大返しの成功が、のちの豊臣政権にとってすごく大きな意味を持つんですよ。

そうなん?


味方の軍勢を、無傷のまま京の近くまで運べた秀吉軍。
それは、明智軍との戦いである「山崎の戦い」で、とても有利に働きました!

そして、信長の仇討ちを最初に実現したことで、織田家の跡目争いである「清洲会議」以降の主導権を、秀吉が握ることができたんです!

この中国大返しが、羽柴兄弟がさらに飛躍する第一歩やったんやね~
③伏線回収!草履に込められた羽柴兄弟の絆

3つ目のポイントは、羽柴兄弟にとっての「草履」の意味です!

兄弟にとっての、草履の意味?

『豊臣兄弟!』第3話で、信長が羽柴兄弟に草履を贈ったシーンがありましたが、その時信長が、こう言ったのを覚えてますか?
「草履は片方だけではなんの役にも立たん」「互いに大事にせい」

あったね〜!懐かしい!
めちゃ昔に感じるわ~!

信長を亡くした喪失感の中で、羽柴兄弟が、その言葉を思い出すシーン。

あれは、切なくも力強い場面でした…


信長は、自身の弟・信勝と育めなかった「兄弟の絆」を、羽柴兄弟に見出していたんですよね。

その背景があればこそ、あの【第3話で貰った草履】を、第28話の今回の話で登場させる演出には、
「兄弟で争ってはならない」という、信長からのメッセージを感じさせるものとなったのですよ!

それめっちゃ深いやん…、エモ!

ちなみにちょっと脱線するんやけど、「草履」ってアイテム、秀吉さんの出世エピソードでも有名やったよね?


寒い朝でもすぐ履けるように、秀吉が信長の草履を懐で温めていたという逸話が有名ですね。

大河ドラマの第3話では、その逸話をひねって、藤吉郎(若き日の秀吉)が親の仇の物だと勘違いして質屋に持ち込もうとした草履が、実は信長の物だったという展開になっていました(笑)

あー…そんなコミカルな感じやったね~(笑)

それでとっさに「懐で温めてました」って言い訳したけど、その日は暖かかったから、誤魔化してるのがバレた、みたいな?

そうそう!
そしてそんなピンチな時に、小一郎がこう言うんです!
「雨が降るから(濡れないように)しまっておいた」と。
とっさにフォローするんです!その直後に本当に雨が降る。

とっさに動ける秀吉の瞬発力と、丸く収める小一郎の調整力。

違う能力を持つ二人がそろって初めて事を成せる、という「草履がそろっていないと意味がない」というセリフにつながっていくんです。

その第3話の内容を再確認すると、今回の「上様を失った悲しみで争う兄弟」の場面が、より一層深まるね…

慶さんが与一郎くんに草履を託したのも、グッジョブやったね!

奥方たちが草履の大切さを理解していて、夫たちを支えようとする心配りが伝わってくるとても良い場面でした。

羽柴兄弟だけじゃなく、羽柴家全体にとって、信長という存在がどれほど大きかったかがわかる描写だったと思います。

悲しみが深ければ深いほど、立ち上がった時の爆発力はエグイこと間違いなし(笑)
4.今後の展開予想(考察)

最後に、今後の展開を予想してみましょう。

次回のタイトルは「天下への道」。
スノ子さんは、これって「誰にとっての道」だと思いますか?

明智光秀さんの道…とか?

もし主役が光秀なら、そう思いますよね。

しかし史実を知っている視点で見ると、これは羽柴兄弟にとっての道だと、私は断言できます!

次の明智軍との戦いこそ、羽柴兄弟が天下一統に向かう第一歩になるはず!

なるほど〜!
じゃあ次の戦いが、めちゃくちゃ重要ってことやね。

はい。そこで鍵になるのが「丹羽長秀」です。

丹羽長秀?
池田鉄洋さんが演じてる?


信長の重臣で、織田家内でも影響力を持ちながら、他の織田家家臣に比べて羽柴兄弟とも懇意にしている人物、それが丹羽長秀なんですよ!
羽柴兄弟にとって、味方にしたい人№1!

でも丹羽さんも、信長さんの仇を討ちたいと思っとるんやろ?
それなのに、羽柴兄弟の手助けなんてするかな?


丹羽長秀自身、勿論自らの手で、明智を討ちたいと思っているはずです。

しかし、本能寺の変直後の丹羽長秀には、単独で明智軍と戦える戦力は、維持できなかったのです。


理由として大きいのは、「織田信長が討たれ、明智軍が迫ってくるかもしれない」「その動揺が大きく、兵が逃げてしまった」ということが挙げられます。

逃げた兵が多くて、戦える数を揃えられなかった、って訳やね?

ちなみに丹羽長秀の下には、どのくらいの兵が残ってたの?

調べた結果、この数についても、いろいろな説があるみたいです。

おそらく、およそ「数千」だったというのが主流意見ですね。

その時の、明智軍の兵数は?

これも色々な説があるのですが…およそ一万だったと思われます。


たしかに、数千対一万では、ちょっと単独では戦えないかもね

明智の天下を阻止したいと考えているであろう丹羽長秀。
しかし、自らの手勢だけでは分が悪い。

そのため、これまで格下だと思っていた羽柴兄弟に、助力を仰ぐしかなかった。

丹羽長秀さんには、とれる選択肢が、他になかったんやね…

そしておそらく、共に明智軍と戦う「山崎の戦い」で、丹羽長秀が羽柴兄弟の勢いに驚くような展開が、伏線として描かれるのではないかと思ってます!

その畏怖の気持ちが、信長亡き後の自らの進退につながった…
そういう描き方をするのではないかと思うんです!

じゃあ、次回以降「丹羽長秀」さんに注目して、観てみよ~っと!

それでは、また大河ドラマ『豊臣兄弟!』の感想ブログでお会いしましょう!

またね~
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